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老後のお金、住まい、健康… 「一生シングル」の不安を解消

2012/10/24

老後のお金、住まい、健康…。このまま結婚しなかったときはどうする? 結婚したいと思える人が現れないまま、漠然と「一生シングルだったら」と不安に思う人も少なくない。そんな不安を和らげるシングルの老後への備えについて専門家に聞きました。

■どんな人生にも対応できる力を身に付ける

「好きになれる人に出会えない。もしかしたら、一生おひとりさまかも…」という不安の声が、日経WOMANのアンケートでは多く寄せられた。

現在、パートナーがいない女性にとって、“おひとりさまの老後”は、気になる問題。しかし、生活経済ジャーナリストの和泉昭子さんは、「結婚している人も“おひとりさまの老後”に備えてほしい」と言う。

「女性の平均寿命は男性よりも長く、夫に先立たれることも十分に考えられます。誰もが老後はひとりになる可能性がありますから、備えておくに越したことはありません」

お金や住まい、仕事などへの具体的な備えについては、下で教えてもらった。「年齢に関係なく、周りの人といい関係を築けるコミュニケーション力も、ひとりの不安や寂しさを解消するために必要なスキルです」

一方で、“一生おひとりさま”と決めてしまわなくてもいいと和泉さんは話す。「おひとりさまの老後に備えていたら、結婚できた。そんなときは、その備えはそのまま、2人の老後資金にすればいいのです。“おひとりさまの老後”に備えるというのは、一生シングルと決めることではなく、どんな人生にも対応できる力を身に付けること。自分が安心できるように備えながら、新しい出会いも探してほしいですね」

~どう備える? シングルライフの老後Q&A~

Q.老後資金はいくら貯めればいい?

A.会社員なら退職まで約2000万円が目安
「90歳まで生きると仮定して、シングルが老後に必要な生活資金を計算すると、約5600万円です。そこから公的年金で賄える額を引くと、会社員なら約1500万円、フリーランスや自営業なら約3600万円になります。退職金や企業年金、個人年金がある人は、上記の貯蓄額からその分を引きましょう。年金支給が少し減るかもしれないことを考慮して、さらに500万円くらい多く備えておくと、老後も豊かに暮らせるでしょう」

Q.マンションは買っておくべき?

A.無理に買わなくてOK購入時は物件選びに注意
「シルバー向けの賃貸が増えるなど、将来の住宅事情は変わっていくことが予想されますから、備えという理由だけで住宅を購入する必要はないと思います。現在、シングル向けに売られているマンションは、資産として価値が上がる可能性は低いと思います。ですから、老後のためだけに、そのような物件を買うことはおすすめできません。購入するのであれば、家族が増えても住み続けられ、売ったり貸したりもしやすいファミリータイプにしましょう」

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