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「放送丸ごと」全録画機対決 総合力でパナソニックに軍配

2013/5/3

 テレビ番組の録画スタイルの一つとして、放送を丸ごと録画する「全録」に対応したレコーダーが注目されている。デジタル放送の全録に初めて対応した機器は、東芝が2009年に発売した高級液晶テレビ「セルレグザ」。その後、同社の液晶テレビの普及モデルへの搭載を経て、2011年発売の全録レコーダー「レグザサーバー」がヒットした。

 それから約1年半の2013年2月、レコーダー市場でトップシェアを持つパナソニックが、満を持して全録モデルを投入した。今回は“元祖”の東芝「レグザサーバー」と、パナソニックの新モデルの実力を比較する。「レグザサーバー DBR-M180」と「ブルーレイディーガ DMR-BXT3000」である。

図1 全録レコーダーが対決。上は東芝の「レグザサーバー DBR-M180」、下はパナソニックの「ブルーレイディーガ DMR-BXT3000」(注:レグザサーバーには、HDD容量が計5TBの上位モデル「DBR-M190」(実勢価格11万7800円)もある)

■ディーガは全録するチャンネルを選べる

 2台とも同じ「全録」をうたっているが、方向性と機能に大きな違いがある。まず、パナソニックのブルーレイディーガ DMR-BXT3000は地上デジタル放送に加えて、BSデジタル・CS110度デジタル放送も全録の対象とし、ユーザーはこれらすべてのなかから全録するチャンネルを6つ選べる。これは「放送すべてではなく、見たいチャンネルだけ選んで丸ごと録画してもらう発想」(同社)だからだ。

 東芝のレグザサーバー DBR-M180はBS・CSの全録には対応しないが、地デジの番組を6チャンネル分、丸ごと録画する。「地デジをタイムシフト視聴してもらうのが狙いで、BS・CSは個別に予約録画してもらえば十分と判断した」(東芝)という。

図2 レグザサーバー DBR-M180の全録対象は地デジ放送のみだが、ブルーレイディーガ DMR-BXT3000はBS・CS放送も録画できる。ただし、DBR-M180は高画質なDR(ダイレクトレコーディング)モードに対応する他、全録対象チャンネルを減らして録画時間を延ばせる。DMR-BXT3000は最長16日分録れる15倍モードを用意するが、画質はかなり低く実用的とはいえない

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