くらし&ハウス

暮らしの知恵

冬の快眠の秘訣、厚着はダメ

2013/11/27

【その4】 湯たんぽを上手に使って冷え知らず

 ふとんに入ったときのひんやり感をなくすためには、あらかじめふとんの中をあたためておくことが大切。湯たんぽが活躍します!

 大切なのは「自然に体温調節ができるような環境」をつくること。湯たんぽは一定の温度を加温し続ける電気毛布とは違い、時間の経過とともにお湯がだんだん冷めていくので、ぐっすり眠るために必要な睡眠中の体温低下を妨げません。

 就寝30分程前に湯たんぽにお湯を入れ、ふとんの中心にパジャマと一緒にいれておきましょう。

 ポイントは足元ではなく、ふとんの真ん中におくこと。中心におくことで、ふとんの中全体がやさしく温まります。そして、ポカポカになったパジャマに着替え、ふとんに入ったらまずは血流を巡らせる元になる内蔵のあるお腹を温めます。次に下にずらし、リンパ管が集中する太ももの付け根、全身の筋肉70~80%が集まる前ももやお尻を温め、最後は足元に移動させます。

 この順番で温めると、足の冷えはグッと楽になり自然とぐっすり眠れるようになりますよ。

 「体の冷え」は「筋肉の冷え」です。筋肉を温めると血管が開いて血流が増し、全身への熱の運搬力が高まり、身体の末端に血液が流れやすくなります。

 また、湯たんぽで温めて寝ることで、自律神経の乱れも安定するので、リラックスして眠りにつけます。低温やけどにはお気を付けくださいね。

 冬の快眠の秘訣……。それは、パジャマは薄手、少し奮発してもあたたかく軽い羽毛ふとんに保温力の高い敷き寝具を使用し、保温と寝返りのしやすさを重視することなのです。

この人に聞きました

中野祐三子さん
 Maruhachi研究センター 睡眠環境ラボ 研究員)、睡眠改善インストラクター、睡眠環境コーディネーター。心理学や姿勢学にも精通しており、執筆活動、雑誌の取材、セミナーなどによりトータル的に眠りに関するアドバイスを行っている。

[nikkei WOMAN Online2013年11月15日付記事を基に再構成]

【関連キーワード】

パジャマ寝具快眠ふとん

くらし&ハウス

ALL CHANNEL