【その3】 あたたかさのカギは「敷き寝具」にあり
寒くて眠れないとき、掛け寝具を増やしたり、厚着をしたりしてしまいがちですが、そんなときこそ敷き寝具にこだわりましょう。
寝床内の熱のほとんどは敷きふとんを通して逃げていきます。また、寝床内の保温の6割が敷き寝具、4割が掛け寝具が担っているといわれています。
高品質な羽毛ふとんを使用していたり、掛け寝具を何枚も重ねていても寒いと感じる方は、腰や背中の保温が不十分な場合があります。
畳やフローリングに敷きふとんで眠っている方は、敷きふとん1枚だと熱が逃げやすくなるので、冬場はもう1枚敷きふとんを重ねましょう。その上にタオル地や保温効果の高い敷きパッドをするのも◎。また、可能ならベッドに変えて床上げしましょう。部屋の温度は下ほど低くなるので、30~40cm高くするだけでもずいぶん違います。
スプリングベッドや通気性の良いマットレスで寝ている方は、少し厚めの保温力のあるダウンやウール、ムートンパッドを上に重ねて使用すると、自然のあたたかさが得られます。
そして、冬の快眠グッズとしておすすめしたいのが布団乾燥機です。5000円程度で購入できます。
就寝前の15分~30分温める目的で布団乾燥機を使用すれば、ふとんの中を快眠温度の摂氏33度まですぐにあたためることができ、サラサラ&フカフカ幸せな気分で眠りにつけます。