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浴室でも使える、水滴をはじくパネル搭載のスマホ 中国ファーウェイ「アセンド D2 HW-03E」(通信会社はNTTドコモ)

2013/5/27

中国ファーウェイの「アセンド D2 HW-03E」

 中国・華為技術(ファーウェイ)は4.7型液晶ディスプレーを搭載するスマートフォン「アセンド D2 HW-03E」をNTTドコモを通じて5月8日に発売した。ハイビジョン対応の4.7型液晶ディスプレーは、表面にはっすい・はつ油性コーティングを施した「水滴クリアタッチパネル」になっている。屋外の雨の中や屋内の浴室や台所でディスプレー画面に水滴が付いても直ちにはじくと同時に、高感度タッチセンシング技術により、ぬれた指と水滴を区別して誤動作を防ぐ。ディスプレー画面の光の反射を抑え、写真や動画を美しく表現するほか、周辺の光と画面の映像に応じてバックライトとコントラストを調節し、屋外の太陽光の下でもきれいな映像を見られる。

 クアッドコア(1.5GHz)のCPUチップは独自開発の「K3V2」を採用。内蔵カメラはソニー製の有効画素数約1310万の裏面照射型CMOSセンサー「エクスモアES」を採用し、暗い場所でも高画質の写真を撮影できる。ワンセグテレビ、おサイフケータイ、赤外線通信、モバイル放送の「NOTTV」、防水・防じんなど日本向けの各機能も盛り込んだ。実売価格は5万円台後半(新規一括購入の場合)。販売目標は非公表。

■研究員の視点「女性をターゲットにした機能。ブランド力は劣るが不満点は少ない」

NECカシオモバイルコミュニケーションズ「メディアス X N-04E」をベンチマーク商品として採点した(ベンチマーク商品の概要は記事末に)

 昨年暮れ以降、5型ディスプレーを搭載するハイスペック機が続々と発売されるなか、液晶ディスプレーのサイズを4.7型にとどめた今回の製品は女性層を主なターゲットにした機種だ。本体色が白のみであるところや、ぬれた指でも通常と同じように操作できる「水滴クリアタッチパネル」を採用したことをみても、浴室や台所などでもスマホを積極的に利用したい女性ユーザーの需要を狙っている。

 先端的なユーザーを想定していないといっても、性能・機能は国内メーカーのハイスペックスマホに負けていない。クアッドコア(1.5GHz)CPU、32GB内蔵メモリー、有効画素数約1310万の内蔵カメラなどハード面の水準は高い。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信などの国内向けの「全部入り」機能のほか、NOTTVにも対応する。さらに目を引くのは、搭載するCPUチップがファーウェイ子会社のハイシリコン・テクノロジーズ製であること。スマホ用のクアッドコアCPUを自社グループ内で調達できるメーカーは世界でも少なく、中国メーカーの技術開発力が猛スピードで伸展しているのが分かる。

 「ファーウェイ」ブランドが現状では国内でまだ浸透していないため、ターゲットとする女性層が積極的に選択するかはやや疑問だが、性能・機能面でよく出来ており、使って不満はあまりないはずだ。総合的なデザイン力や省エネ機能などの点で、ベンチマーク機のメーカーであるNECカシオモバイルコミュニケーションズなど国内勢がまだ優勢だが、中国勢との技術力の差は急速に縮まっていると感じる。

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