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京都は町家風、大阪は眺望 個性派プレミアムホテル

2014/5/17

日経トレンディネット

「三井ガーデンホテル」(15ホテル4037室)を展開する三井不動産は2014年3月7日、大阪・中之島に「三井ガーデンホテル大阪プレミア」を開業。続く3月25日には京都・新町に「三井ガーデンホテル京都新町別邸」をオープンした。両ホテルは2005年に開業した「三井ガーデンホテル銀座プレミア」に次ぐフラッグシップホテルで、プレミアムラインという位置づけ。立地や眺望を生かし、趣向を凝らした内装や演出、洗練されたスパやレストランなどで「プレミアムな宿泊主体型ホテル」を目指す。

中之島の土佐堀川に面して建つ「三井ガーデンホテル大阪プレミア」。西日本初のプレミアムラインに位置づけられる

三井ガーデンホテル大阪プレミアは中之島でリバーサイドの眺望を楽しめ、最上階にスパとラウンジを設けている。一方、三井ガーデンホテル京都新町別邸は歴史のある建物をリノベーションした町家風旅館の雰囲気で、京都の風情を満喫できるのが特徴だ。

同社は従来のターゲットである30~40代のビジネスパーソンに加え、女性客の獲得に力を入れている。さらに、拡大が見込まれる観光レジャー客と外国人客を狙い、都心の好立地への出店を加速している。

「景気回復と外国人観光客の増加でホテル事業は絶好調。2020年の東京五輪に向けて観光産業の成長が見込まれ、ホテル事業に伸びしろがあると判断した」と、三井不動産アコモデーション事業本部ホテル事業部長の鴉田(からすだ)隆司氏は話す。

古い町家が残る京都新町通りに開業する「三井ガーデンホテル京都新町別邸」

特に2009年開業の三井ガーデンホテル四谷以降、女性向けプランを企画し、女性に優しいホテルであることをアピール。新しいプレミアクラスのホテルでは「最近、大幅に増加しているレジャー客のなかでも、とりわけ女性に焦点を当てたしつらえにした。大阪プレミアはその集大成。女性客の利用を増やしていきたい」と、三井不動産ホテルマネジメントの石田健社長は意欲を見せる。

関西では2013年から外国人旅行者が急増。円安やLCCの就航拡大、ビザ発給条件の緩和により、関西国際空港を利用した外国人旅客数は前年比29%増で、過去最多の約463万人を記録した。その影響もあり、都心部のホテルは軒並み高い稼働率で推移しているという。さらに2014年7月15日、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンに映画「ハリーポッター」のテーマパークが開業し、国内外の観光客はさらに増えることが予想される。

その受け皿として2014年から外資系ラグジュアリーホテルが相次ぎ開業しているが、アッパーミドルクラスのホテルが少ないのが現状。また「ラグジュアリークラスであっても宿泊費を抑えたい観光客はいる」(鴉田氏)とし、中間層を中心に幅広い層を取り込むのが狙いだ。

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