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健康効果がアップ 川柳で学ぶコーヒーの正しい飲み方 日経ヘルス

2012/11/25

コーヒーの働きを最大限に活かす飲み方は?「とりすぎ」って何杯ぐらいを言うの?知っておくと絶対得するコーヒーの豆知識と飲み方のルールを川柳にまとめました。

「プチ不調 コーヒー1杯 セルフケア」

予兆の段階でコーヒーを飲むと片頭痛の予防に

 

コーヒーに多く含まれるカフェインは薬の成分としても使われる。たとえば、鎮痛補助作用があり、総合感冒薬に用いられる。ほかにも「金沢大学医学部ではカフェインの細胞分裂制御作用を生かし、骨肉腫の手術前に用いている」(東京薬科大学名誉教授で珈琲研究家の岡希太郎さん)。

セルフケアとして応用できるのが、片頭痛予防。東京女子医科大学脳神経外科・頭痛外来の清水俊彦客員教授は「片頭痛は、脳血管の拡張により起こる。予兆の段階でコーヒーを1杯飲むと、カフェインの血管収縮作用により片頭痛を予防できる」と言う。ただし、片頭痛持ちの人がコーヒーを飲み過ぎると、カフェインの効果が切れたときに血管が拡張し、症状が悪化する場合も。「片頭痛持ちの人は、コーヒーは1日1~2杯程度に抑えて」(清水客員教授)。

「成分を とことん出すなら 一番出し」

■粉10gでコーヒー50ml有効成分を濃縮抽出

コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸類)は、生豆に最も多く、焙煎によって減少するが、「焙煎で変化してクロロゲン酸そのものは減っても、変化した結果の重合物質は増える。つまり総ポリフェノール量=抗酸化力は変わらない」と、ネスレ日本ウエルネスコミュニケーション室の福島洋一室長。コーヒーの有効成分を最大限に引き出す抽出法について、岡さんは「ペーパードリップで10gの粉にゆっくり湯を注ぎ約50 ml抽出すると有効成分を99%引き出せて、かつおいしい」と言う。濃すぎると感じたら、湯量を増やして調整を。

 

「コーヒーは 飲むタイミングに コツがある」

眠気覚ましに効果的日中の活性酸素対策にも

「運動や精神活動で疲れると、脳ではエネルギー代謝の残りカスとしてアデノシンという疲労物質がたまる。このときコーヒーを飲むと、脳に到達したカフェインが、アデノシンの代わりにアデノシン受容体につき、眠気を防ぐ。昼寝の直前に飲めば20~30分後にしゃきっと目覚められる」と岡さん。「夜は睡眠中に分泌するメラトニンなどが活性酸素対策になる。日中はコーヒーポリフェノールなどの抗酸化物で対策をしたい」(お茶の水女子大学大学院の近藤和雄教授)。ただし「カフェインには胃酸分泌を高める働きがある。胃酸過多の人は、空腹時を避けて」(福島室長)。

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