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ナショジオ厳選 古代人が憧れた「世界の七不思議」 極上の世界旅行

2014/5/18

ナショナルジオグラフィック日本版

生涯忘れられない、一生に一度だけの旅がしたい――ナショナル ジオグラフィックが誇る旅の達人と写真家が、そんな夢を実現できる旅先を厳選したのが「極上の世界旅行」。テーマごとに毎回5つの旅先をピックアップ。今回は古代人もいつかは見てみたいと憧れた、「世界の七不思議」をめぐる旅を紹介する。

「世界の七不思議」という言葉はみなさんご存じでしょうが、どんなものか具体的に知っている方は、意外と少ないかもしれません。日本語には「不思議」と訳されていますが、実は本来は「必見のもの」という意味。古代ギリシャや古代ローマの人々が、一生に一度は自分の目で見てみたい、と憧れていた巨大建造物の数々で、謎やミステリーではないのだそうです。

実際、古代の世界の七不思議は、現在のエジプト、トルコ、ギリシャ、イラクと、すべて地中海世界にありました。古代地中海世界の人々は、一生に一度だけの旅をしに、これらの旅先を訪れていたのでしょう。現存するものは少ないですが、かつて七不思議があった場所を訪ねれば、人々を魅了しつづけてきた秘密がわかるかもしれません。そこで今回は、古代の世界の七不思議があった旅先から5カ所を紹介します。

■1:ギザの大ピラミッド(エジプト)

七不思議のうち現存しているのは、エジプト、カイロ近郊にあるギザの大ピラミッドのみ。最大のものは、第4王朝の紀元前2055年ごろに造営されたクフ王のピラミッドで、もともとの高さは150メートル近くと、東京タワーの大展望台と同じくらいです。4000年以上前にそんなに高い建造物を造ったというのですから、驚きです。

古代の世界の七不思議のうち現存しているのは、エジプト、ギザの大ピラミッドのみ。最大のものは紀元前2055年頃に造営された、クフ王のピラミッドだ(写真:sculpies/Shutterstock)

■2:アレクサンドリアの大灯台(エジプト)

同じくエジプトの地中海に面した港町、アレクサンドリア。港近くの小さな島ファロスに、紀元前3世紀頃建造された大灯台が、2つめの七不思議。アレクサンドリアは幾度となく大地震に見舞われ、大灯台も8世紀には半壊、14世紀には全壊してしまいました。ここでダイビングをすれば、大灯台の土台といわれる石灰石の遺構を見学できます。

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