旅行・レジャー

一生に一度だけの旅(ナショジオ)

野生動物と出合う旅 おとなの冒険 中級編(1) ナショナル ジオグラフィック日本版

2011/7/23

名だたる探検家の足跡を追いかけてきたナショナル ジオグラフィック誌がセレクトした旅のプランを紹介する「一生に一度だけの旅 おとなの冒険 中級編」。今回はポルトガル、カナダ、南米でクジラやホッキョクグマなどの野生動物に出合う旅を取り上げます。

~ポルトガル アゾレス諸島でホエール・ウオッチング~

マッコウクジラの尾びれが海面に突き出す。アゾレス諸島を囲む透明な海は、クジラにとっても、ホエール・ウオッチャーにとっても、理想の環境だ。(C)Ralph Hopkins/Lonely Planet Images

小さな島々のコンパクトな群島がつくる海の楽園には、巨大な哺乳類クジラが1年中集まる。

冷たい大西洋の波しぶきをほおに受けながら、次々と波を乗り越えて探しつづけていると……「あそこだ! 潮を吹いている! クジラが見える! クジラが見える!」と日焼けした見張り人が叫ぶ。思った以上にクジラが近い─簡素なレジャー用のゴムボートや美しいカタマラン船に乗っているととくにそう感じる。

九つの火山島からなるアゾレス諸島沖の海は餌が豊富なためクジラが引き寄せられ、年間を通じてさまざまな種類を見ることができる。この海でもっとも大きく、よく目撃されるのはマッコウクジラだが、ゴンドウクジラ、シロナガスクジラ、ナガスクジラ、ザトウクジラ、ミンククジラも見られる。だから、あなたが乗っているボートの船長が4半世紀前までは漁船の船長だったことは意外ではない。捕鯨は大きな収入源であり、1987年に禁止されたばかりなのだ。

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