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NIKKEI STYLE キャリア
職場の知恵

2012/8/22

職場の知恵

質問3 「その思いは、大切な目標を達成するのに役立つ?」

どんな人でもささやかな夢を描いているもの。自分がとらわれている考えが、それを邪魔する存在でないか問い直してみよう。目標達成に役立たないと気づけば、自然に手放せる。

こんな思いを持ったら
「私のことを好きになる人なんて、この先現れない」
その思いは人生の目標達成に役立たない
 「私なんて」という卑屈な態度で過ごしていても、人生の幸せをつかむことには役立たない。「私は私なりの魅力や個性を備えた、価値ある人間だ」と認めることで、自分を好きになる人も現れやすいと知っておこう。
 
こんな思いを持ったら
「私には能力がないから、転職なんてできない」
その思いは人生の目標達成に役立たない
 「失敗するより現状維持のほうがマシ」とステップアップを諦めれば、その道は永遠に閉ざされる。「望むような転職ができるとは限らない」という不確実性を受け入れつつ、行動を起こすことで目標に近づける。

質問4 「その思いは、問題や悩みを解決するのに役立つ?」

自分の欠落した部分や、失敗を認めることは必要だが、クヨクヨし続けることは問題の解決にはつながらない。次の一歩に進むための考え方に転換したほうが気持ちもラクになる。

こんな思いを持ったら
「小さい頃、親に愛されなかったから私は幸せになれない」
その思いは問題解決に役立たない
 「愛されなかったから私には価値がない」というのは思い込みにすぎず、たとえ愛情が不十分だったとしても幸せになる権利はある。他者の力を借りるのではなく、自分の力で欠落感を満たす方法を考えよう。

こんな思いを持ったら
仕事で失敗してばかりの私は、部署にとって迷惑な存在だ
その思いは問題解決に役立たない
 自分を卑下しても失敗は減らないし、そもそもミスをしない完璧な人はいない。ビクビクした態度は仕事上でも信頼感を失う要因に。不完全な自分を受け入れて、失敗をなくす努力をするほうが問題解決につながる。
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