AKB48がCDセールス、配信ともNo.1 やや話題先行だったK-POP日経エンタテインメント!

同期間のサウンドスキャン調べのシングル、アルバムTOP500内の作品を対象として算出

編 AKB48と並び、音楽界の話題をさらったのがK-POP。特に、少女時代KARAの2組は、アーティスト別のCDセールスでも、配信売上でもトップ10入り。

つのはず 同じガールズグループでも、売れ方はちょっと違います。少女時代は日本デビューアルバムが65万枚近く売れ、年間3位となるなど、アーティスト色が強い。6990円のバッグ付き豪華初回盤の予約がネット通販で殺到するなど、熱心なファンをがっちりつかんでいます。

編 一方、KARAの2010年発売のアルバムは累計約48万枚と、少女時代の4分の3くらいですね。

つのはず その代わり、『ジェットコースターラブ』と『GO GO サマー!』がともに25万ダウンロードなど、配信が強い。『GO GO~』が約22万枚で年間14位など、シングルでも少女時代を上回ります。バラエティ番組から吉本新喜劇の舞台まで出演する親しみやすさがあるだけに、KARAはライトな層に幅広く買われているようです。

編 シングルチャートではほかにチャン・グンソクの日本デビュー盤が15位、2人になった東方神起の再始動作が20位にランクイン。4組がヒットしているとはいえ、トップ10内はゼロなんですね。「K-POPブーム」という割に、セールスは控えめな気も…。

つのはず その4組に続くのは誰か、最も売れたシングルのセールスで見ると、10万枚を超えたのはSHINeeのみ。4万~7万枚台で9組が続く状況です。これをJ-POPのアーティストと比較すると、aikoやUVERworld、水樹奈々のほうが売れているという水準ですね。

編 各社が競うようにK-POPグループをデビューさせたことで、報道ばかり先行し過ぎた感は否めないかもしれませんね。

少女時代は6月発売のアルバム『GIRLS'GENERATION』が約65万枚のヒット。年間3位に。KARAはシングル、音楽配信で人気。2ndアルバム『スーパーガール』発売中

つのはず ただ、CDショップでは、この1年でK-POPコーナーが明らかに拡大しましたよね。その結果、サウンドスキャンのシングル&アルバムTOP500に入ったCDだけでも売り上げは90億円を超え、前年の3倍以上になっています。今後はグループに続いて、女性ソロやバンドなどのデビューが控えているレコード会社もありますから、まだまだマーケットが拡大する可能性もありそうです。

『マルモリ』がロングセラー

編 アイドル、K-POP勢が並ぶシングルチャートで毛色が違うのが、45万枚超で7位の『マル・マル・モリ・モリ!』ですかね。

つのはず 配信でも50万ダウンロードを超える大ヒット。CDと配信の両方で10週以上トップ10入りしたのはこの曲だけなので、2011年を代表する曲といえるのでは。振り付けを覚えるために、DVD付きCDがロングセラーになりましたよね。

編 幼稚園などで子どもたちが踊る映像をよく見ましたが、飲み会で踊ったサラリーマンも多かったのでは(笑)。

つのはず 地震や台風など大変な災害が多かった年だけに、日々に感謝する歌詞も一層響いたのかもしれませんね。このヒットのおかげで、主役の芦田愛菜ちゃんは、ソロデビュー作も週間チャートでトップ10入り。鈴木福くんも、出演したドラマ『妖怪人間ベム』のオープニングテーマを歌っています。2012年以降、彼らを軸にした子役ブームはまだまだ続きそう。

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