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虫嫌いのママも納得 昆虫と仲良く暮らす秘訣

2013/9/25

海外でも子どもの虫人気が高まっている。フランスで1998年に制作が始まったアニメ「オギー&コックローチ」。3匹のゴキブリが準主役のドタバタコメディーだ。フランスでもゴキブリは好かれる昆虫ではないはずだが、このアニメはフランスで幅広く知られ、2~10歳児の96%が知っている。12年に続編の放送が始まり、映画化の企画も発表された。

■「姿を見ずに駆除や予防ができる」商品が人気

最近は「姿を見ずに駆除や予防ができる」商品が人気(アース製薬が販売している売れ筋商品)

虫嫌いの子どもが増えているわけではないのだ。だとすると、学習ノートから昆虫写真が消えた本当の理由は? ショウワノートに改めて尋ねると、「お母さんが虫を苦手とする傾向があることも表紙から虫を遠ざけている一因になっている」(版権部)との声ももれた。

最近のママ世代は虫が苦手。そんな傾向を映す一つの事例が殺虫剤市場でみてとれる。ホームセンターやドラッグストアなどの殺虫剤コーナーには、多種多様な殺虫剤がずらりと並ぶ。殺虫剤シェア最大手アース製薬によると、商品の色違いなども含めた商品の最小単位であるSKUで数えると同社が販売している殺虫剤だけで250SKU以上あるそうだ。特にベランダや玄関などにつり下げるだけで有効成分がプレートから空気中に拡散し害虫をよせつけない「バポナ 虫よけネットW」(同)といった虫よけ商品が最近の売れ筋。ゴキブリ用では、おなじみの「ごきぶりホイホイ」だけではなく秒速ノックダウンをうたうゴキブリ用エアゾール「ゴキジェットプロ」も人気が高い。

家庭用殺虫剤の市場規模は年々広がっている。同社によると、多少の増減はあるものの05年に1000億円を突破、12年には1113億円の巨大市場に拡大した。販売が伸びているのは、「バポナ 虫よけネットW」や「新世代蚊取り」とも呼ばれるワンプッシュで殺虫成分を部屋に拡散させて蚊を殺す「おすだけノーマット」など、「虫に触れず、見ないまま殺せる殺虫剤や虫をよせつけないつり下げ虫よけ」だ。

■「清潔なら」触れ合える

飼育容器内への小バエの進入や嫌な臭いを防ぐ虫よけ(ドルクスグッズの店頭)

虫好きの子どもと、虫嫌いの母親。家庭内で昆虫と共生するのは一見難しそうだが、このハードルをクリアし、昆虫との触れ合いを楽しむ人たちも増えている。

「最近はカブトムシを飼うための様々なグッズが増えた」と語るのは、カブトムシやクワガタムシの専門店「ドルクスグッズ」(さいたま市)の角田正人取締役。

同店は数多く甲虫を扱っているのに、店内は驚くほど臭いがしない。角田さんの説明では、カブトムシなどは本来、それほど臭いが強くない。「飼育するカブトムシが臭う大きな理由はエサにある」という。

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