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大阪の地下街はなぜ1番ではないのか 東京ふしぎ探検隊(10)

2011/9/22

■駅ビルの地下でも公共用地の下なら地下街?

大阪府の男性「なかぼん」さん
「新宿に小田急エースや京王モールが入っているのに、梅田に阪急三番街や大阪駅前ビルが入っていません」
大阪府の男性「ヒップホップフォレックス」さん
「名古屋では隣接ビルの地下街が含まれているのに、大阪駅前第1~4ビル地下街は含まれていませんね。感覚としては梅田エリアの地下面積は地上と同じです」
東京・新宿の地下街「京王モール」と「小田急エース」は公共広場の地下にある

新宿駅の地下にある「小田急エース」と「京王モール」は、名前に小田急、京王があるため小田急百貨店や京王百貨店の下にある、と誤解されやすい。だが、運営しているのが小田急や京王の子会社であるだけで、これらはいずれも公共用地の下にあるれっきとした地下街だ。

では、駅ビルの地下は地下街ではないと言いながら、どうして名古屋では「名古屋近鉄ビル地下街」が地下街としてランキングに入っているのか? だったら大阪駅前ビルが入ってもおかしくないのではないか? 当然、こんな疑問が浮かぶ。名古屋市に問い合わせてみた。

「名古屋近鉄ビルの地下はほとんどが民有地ですが、一部が公共の道路の下に出ています。同じフロアでつながってはいるのですが、公共用地の地下部分のみ、地下街としてカウントしています」とのこと。この「名古屋近鉄ビル地下街」は、延べ面積が69平方メートル、店舗面積も64平方メートルにすぎない。地下を歩いているとまったくわからないが、用地管理上、分けられているのだ。新宿の「ルミネエスト」や横浜の「新相鉄ビルDブロック地下街」も同じ理屈だ。

京都府の男性「東京贔屓」さん
「ビルの地下1階でも、扉などで仕切りがされていないなら、地下街とカウントすべき」
梅田の地下街は迷路のよう

地下街であろうとビルの地下階であろうと、はっきりわかる区切りがないまま通行できるのなら、利用者にとっては同じだ。その意味では阪急三番街は実質的な地下街といえる。そこで阪急三番街に問い合わせたところ、地下だけのデータは公表していないが、地上部分も含めた総面積では約10万平方メートルあるという。地下部分は少なく見積もっても3万平方メートルはありそう。梅田駅と新宿駅の地下街総面積の差は3万平方メートル弱。とすればやはり、梅田駅周辺は新宿駅を上回り、「実質的には地下街日本一」ともいえそうだ。

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