巻き爪・陥入爪はセルフケアで予防を足のトラブル最新治療ガイド【1】

巻き爪(づめ)・陥入爪(かんにゅうそう)・外反母趾(がいはんぼし)・内反小趾(ないはんしょうし)、タコ・魚の目・イボ・水虫…。女性に多い足のトラブルは、放っておくと、痛みや見た目の問題だけでなく、足の骨が変形してしまったり、歩くことに支障が出ることも。ポイントは早めのセルフケア。それでもダメなら専門医に相談を。自分でできるケアから、専門医の治療法まで3回に渡って紹介します。

トラブルの主な原因は「深爪」「先の細い靴」

爪の両端が巻いてくる巻き爪、爪の角が食いこむ陥入爪は、ともに足の親指に起こることが多い。深爪と先の細い靴を履いていることが主な原因だ。

爪を短く切りすぎると、もともと爪の下にあった肉が盛り上がり、爪を下から圧迫する。そのため、爪が伸びるに従って、爪の変形を招く。

先が細くとがった靴も、爪を横から圧迫するため、巻き爪になりやすくなる。ただ、「軽度の巻き爪であればセルフケアで改善できる」と高田馬場病院の町田英一医師は話す。

下の脱脂綿を使ったセルフケア法を参考に、早めに対処しよう。

【爪のトラブル】
巻き爪・陥入爪
 爪が食いこんで痛い。歩くのがつらくなることも。ワイヤの爪矯正治療が一般的。コットンを使う初期のセルフケア法も。深爪は避けて

Check! こんな人は巻き爪・陥入爪かも

【巻き爪】

(写真提供:角田クリニック)

爪が伸びるに従い、両端の先端部から巻いてくる。靴に当たって痛いならばケアが必要。

□ 爪の両先端部が湾曲している

□ 爪と皮膚が離れて隙間ができている

□ 先が細い靴だと親指が当たって痛い

【陥入爪】

(写真提供:角田クリニック)

爪を切っても、伸びてくると爪の角が皮膚に食いこむ。炎症を起こしているようなら治療を。

□ 爪の角が皮膚に食いこんで痛い

□ 爪の角のあたりが赤く腫れている

□ 爪の角のあたりを押すとうみが出る

□ 放っておくと赤い腫れものができる

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自分でできる 巻き爪・陥入爪のセルフケア法を紹介

【コットンパッキング】

巻き爪ガードクッション(価格:1575円 問:コジット TEL:06-6532-8140)
コットンを爪の端と皮膚の間に入れる (図版以下すべて:三弓素青)

軽度な巻き爪の場合は「コットンパッキング」で改善することも。入浴後、爪の両先端、爪と皮膚の間に米粒ぐらいの大きさに丸めた脱脂綿をピンセットで詰める。脱脂綿は毎日替えて。

「巻き爪ガードクッション」というコットンパッキングが簡単にできるグッズもある(右写真)。特殊なナイロン糸を、爪と皮膚の間に挟み、爪の巻いた部分を持ち上げる。2種類の太さのナイロン糸が6本ずつセットに。

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爪の巻き具合などから矯正法を選ぼう