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日経マネー 特集セレクト

資産1億円目指し、20代でやるべきこと 財活で1億円 20代編(1)

2011/4/27

資産1億円を目指すには、どんな対策を取ればいいのでしょうか? 日経マネー特集セレクト「財活で1億円」シリーズ、今回からは世代別に、今やるべきことをアドバイスします。まずは20代。「30歳までに500万円」の第一歩は自分が一生でいくらもらえるのか、収入を「見える化」することです。

やるべきこと1【収入の見える化】  自分の「資産価値」を出す

まとまった額の資産を作るために、20代の早い段階で、これから自分がどれだけの収入が見込めるのか見通しを立ててみよう。

もちろん、会社勤めの人の場合、自分の給料がどれだけ上がるのか、年金がどれだけもらえるのか、といったことは分からない。だが「調べ方を覚えておいたり、ざっくり計算するだけでも今後の目標が立てやすくなる」とファイナンシャルプランナーの馬養雅子さんは話す。

これから一生のうちにもらえるおカネは大きく分けて「生涯賃金(定年までの毎月の給料プラスボーナス)」「退職金(企業年金)」「公的年金」の3種類に分けられる。

(注)データは2007年。新規学卒から60歳定年まで働き続けた場合。カッコ内は10年前(97年)の数字。(出所)賃金構造基本統計調査

生涯賃金はこれからの昇給スピードや業界によって異なるが、現在、大学卒・大学院卒男子の平均は2.7億円。生涯賃金は減少傾向にあり、この10年間で約2000万円減少している。現在の定年は60歳が主流だが「今の20代がリタイアする頃には、高齢者人口も増えて、定年が70歳近くまで延びる可能性もあるでしょう」(馬養さん)。働いて不足分を補うことが当たり前になるかもしれない。

退職金制度は会社によって仕組みが異なるため、自分の会社がどうなっているか必ず調べよう。大きく分けて、退職金を一時金で支払う退職金のみの会社と、退職金制度に加えて企業年金制度を持つ会社がある。企業年金については、確定給付型なのか、確定拠出型なのかもチェックしよう。

公的年金については、毎年誕生月に送られてくる「ねんきん定期便」が将来の支給額を把握する手助けになる。これまで支払った国民年金・厚生年金の保険料に基づいて、もらえる年金見込額が表示されている。今後も保険料を払い続けた場合、どれくらいの年金額になるのか自分で試算もできる。

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【一生でもらえるおカネはいくら?】

 

給料とボーナスの合計

自分の手取り収入は今どの程度で、これからどうなっていくのかを一度シミュレーションすることは、今後のライフプランを考える上で役立つ。生涯賃金は過去10年間で2000万円減少しており、減少傾向にある。

 

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