放置すると認知症にも…40代からは高血圧にご用心

更年期は本格的な高血圧へ進むかどうかの分かれ道。だからこそ、早めの対応がものをいう。血圧にいい生活のポイントは、運動、睡眠、減塩、ストレス対処の大きく下の4つ。早速、今日から始めよう。

本格的な高血圧にならないために、やっておきたい4つの生活改善
【1】 「緩急ウオーク」でNO(エヌオー)」を増やす
「血管しなやか物質ともいえる「NO」を増やすには、少し息が上がるくらいの有酸素運動が効果的」と苅尾教授。ウオーキングなら、脈拍が1分間に110~120回くらいまで上がる強度で10分間スタスタ歩き、その後5分間ゆっくり歩く。これを1日に合計30分間以上行うといい。
【2】 6時間以上の睡眠をとる
「睡眠不足の翌朝は、血圧が上がりやすい。少なくとも毎日6時間以上の睡眠を」と苅尾教授。日中は活動的に過ごし、夜はリラックスするリズムを。
【3】 減塩+カリウム豊富食を
食塩をとり過ぎると血圧が上がりやすい。減塩を心がけ、余分なナトリウムを排出するカリウム豊富な食品(海藻や緑黄色野菜、果物など)を。
【4】 ストレスには腹式呼吸を
ストレスがかかると交感神経が緊張して血管が収縮し、血圧が上がる。そんなときはスーッと口から長く息を吐く腹式呼吸を何度か繰り返して。

この人に聞きました

苅尾七臣さん
自治医科大学循環器内科、教授。専門は高血圧、動脈硬化など。「妊娠中に血圧が上がったり、尿にたんぱくや糖が出たりした人は、更年期以降、高血圧になりやすいので注意してください」

(ライター 佐田節子)

[日経ヘルス2013年9月号の記事を基に再構成]

[参考] 日経ヘルス2013年9月号『お尻&バストが上がる 一生たるまないストレッチ』では「樫木裕実のたるみ解消 カーヴィーポーズ」「バスト&ヒップアップ美姿勢ストレッチ」「美尻メイクレッスン」などを掲載している。

日経 Health (ヘルス) 2013年 09月号

著者:
出版:日経BP社
価格:590円(税込み)