【3】 マイナスの感情を受け止める

嫌だと思うことや、相手を嫌うことを「悪いことだ」と思い、避けてしまう人がいますが、実はこうしたマイナス感情も自分を守るための大切な指針です。

恐怖を感じる相手から適切な距離を置く、嫌だと思う関係性から離れて尊敬しあえる人と関係を持つ、悲しいと感じたらそれを我慢することなく表現する……。

このように、マイナスの感情を元にして行動することで、自分自身を苦しみから守り、より良い関わりを持てるようになります。

【4】 他者の責任を負わない、他者と自分を切り分ける

心が優しく真面目な人ほど、他者への責任や他者の幸せを背負ってしまいがちですが、他人と自分との境界線を引いて物事を考えることが大切です。

たとえ両親であったとしても、相手の人生を肩代わりしたり、代わりに相手を幸せにしてあげることはできません。

そして、あなたが他人のことにかかり切りになっているときには、あなた自身の大切な人生、あなたという存在は、尊重されていません。

だからこそ、まずは「自分自身の人生をどうしていきたいのか」その責任をとることが大切です。

これらの行動をとるとき、心の中を見ずに、ただ外側だけを頑張って変えようとしても、行動の軸となる思考は変わっていませんから、「頑張ったのに戻ってしまう」ということが起きます。

心の中を変え、自尊心のなさを改善することによって、場面にあわせて自発的に「自分を大切にする行動」をとっていけるようになるのです。

斎藤芳乃(さいとう・よしの)
 マリアージュカウンセラー。女性の恋愛・結婚の問題を解決する心の花嫁学校マリアージュスクール主宰。「自尊心」の大切さを訴え、女性の不幸の根本的な原因を解放し、潜在意識を使って現実を変化させる心の専門家として活躍中。これまでに延べ7000人以上の女性の恋愛・結婚にまつわる悩みを解決した実績を持つ。近著に「一週間で自分に自信を持つ魔法のレッスン」がある。http://saitoyoshino.net/

[nikkei WOMAN Online 2013年2月1日付記事を基に再構成]