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わが家の家計を格付けチェック 弱点を探せ

2014/3/26

 参考までに、会社員2人の格付けをチェックした結果が下の図。Bさんの方が高収入だが、格付けはAさんの方が高い。収入は多くても、家計に対する評価が高くはならないことがわかる。

AさんとBさんの家計を格付けしたところ、これだけの違いが出た

 家計を改善するには、継続的に家計簿をつける必要がある。長続きのコツの一つは項目を細かく設定しないことだ。項目にこだわって記録が面倒になり、三日坊主で終わっては意味がない。また長く家計簿をつけていると、項目の分類の仕方を統一できず、後で困ることにもなりかねない。分類は、まず「食費」と「その他」程度にして、徐々に増やしていこう。

 もう一つは収支の帳尻が合わなくても無理に思い出そうとしないこと。旅行中などは支出が増え、家計簿の記入も滞りがちだ。その時は、前回と今日との差額を「残高調整支出」として計上すればよい。

 それでも家計管理が面倒なら、半年分の資産残高推移表を作るだけでも効果はある。表を見て気付いたことを書き留めておけば、家計の見直しにつながる。

この人に聞きました

塚原 哲
 労働組合シンクタンク「生活経済研究所長野」事務局長。全国の労働組合を対象に年200回の講演を行うほか、「家計の見直しセミナー」なども開催する

(日経マネー 鷹野美紀)

[日経マネー2014年4月号の記事を基に再構成]

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