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カリスマの直言

幼い子供に教えたいお金の大切さ(ジム・ロジャーズ) ロジャーズ・ホールディングス会長

2013/8/25

私は60を過ぎてから親になったが、子育ては楽しくて仕方がない。今回は子育てについて話そうか。

シンガポールを拠点に活躍する世界的投資家、ジム・ロジャーズ氏

私も、以前に親であったことはないから、育て方について大したことを知っているわけではないよ。ただ、日々心掛けているのは、娘たちにはたくさんのことを体験させようということだ。

上の娘のハッピーにはあるときピアノのレッスンを受けさせたが、彼女はピアノが好きではないようだった。スポーツをやるように促したこともあるが、それも嫌いのようだった。

その代わり、彼女は本を読むのが大好きだ。だから、私はそれを応援するために、シンガポールで手に入る、あらゆる本を買い与えている。舞台に立って演じるのも好きで、得意だから、できる限りそういう機会をつくっている。幅広い体験をさせれば、彼女に何が向いていて、何なら続けられそうなのかが分かってくると思う。

子供が勉強するのを嫌っているみたいだって? それについては「心配するな」とアドバイスしよう。もしハッピーが勉強嫌いだったとして、すぐに勉強好きにする方法を私は知らないが、そもそも学校でいい成績を取ることが人生で必要なわけではない。成績の悪かった多くの人が、人生では大きな成功を収めている。

お金のことを子供にどう教えればいいかって? その話は気になるかもしれないね。なるほど、日本の学校ではあまりお金のことを教えないのか。

私は、子供にはなるべく幼いうちから、お金について教え始めるべきだと思っている。8歳ならばもう始めるべきだろう。特に、「節約して、ためる」ことの大切さを教えるのは早い方がいい。小麦の先物取引を理解するのは、ずっと先でいいと思うけれどね。

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