ナショジオ厳選 迫力の火山パワーを間近に体感する旅極上の世界旅行

2014/6/8
ナショナルジオグラフィック日本版

生涯忘れられない、一生に一度だけの旅がしたい――ナショナル ジオグラフィックが誇る旅の達人と写真家が、そんな夢を実現できる旅先を厳選したのが「極上の世界旅行」。テーマごとに毎回5つの旅先をピックアップ。今回選んだのは、迫力ある風景を求めてやまない読者にはぴったりの、美しい火山をめぐる旅。

日本は火山の多い国の一つですが、世界には火山活動が活発な場所がたくさんあります。活動が激しすぎる所はもちろん危険ですが、国立公園などが整備されている場所では、溶岩や蒸気が時折立ちのぼる光景を見たり、周囲に広がる大自然の中を散策したり、温泉を楽しんだりすることもできます。そこで今回は、火山のパワーを間近に感じられる旅先5カ所を紹介します。なお、火山を見る旅に出る時は、出発前にくれぐれも地域一帯の安全状況を調べてからお出かけください。

1:ビルンガ火山群(ルワンダ、ウガンダ、コンゴ民主共和国)

コンゴ民主共和国、ルワンダ、ウガンダの国境にまたがるビルンガ火山群は8つの火山からなり、世界で最も火山活動が活発な地域です。アフリカで起きた噴火のうち4割が、この火山群で起こっています。なかでも活発なのは、コンゴ民主共和国の東端にある、ニイラゴンゴ山とニアムラギラ山。ひとたび噴火すれば、200万人が被災する恐れがあります。しかし、休火山カリシンビであれば、頂上までの登山が2日間で楽しめますし、一帯はマウンテンゴリラやチンパンジー、ゾウなど多様な動物が生息する、野生生物の宝庫です。

ビルンガ火山群にある火山の一つで、コンゴ民主共和国の東端にそびえるニイラゴンゴ山。直径1.5キロの火口からガスを噴き上げる(写真:Carsten Peter/National Geographic Creative)

2:キラウエア火山(米国ハワイ州ハワイ島)

ハワイ島にあるキラウエア火山は非常に活発な火山ですが、山頂まで車で行けます。熱く燃え上がる姿は、ハワイ火山国立公園の一番の見どころ。車に乗って山頂のカルデラをぐるりと迂回するクレーター・リム・ドライブを楽しみながら、所々で車を止めて園内を歩きましょう。木生シダの茂る豊かな雨林や、盛んに蒸気を噴き出すクレーター、不気味な溶岩トンネルを見られます。毎年7月下旬に開催されるキラウエア火山マラソンもおすすめです。

ハワイ島にあるキラウエア火山。溶岩から上がる蒸気に光が反射し、不思議な夢を見ているような夜空が広がる(写真:Steve and Donna O'Meara/National Geographic Creative)
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