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「今年こそ電子書籍」 端末とストアはどう選ぶ?

2013/1/4

「電子書籍を読む」といっても、今や、それができる機器は意外と多い。代表的なのは、スマートフォンやタブレット端末、電子書籍の専用端末だ。書籍や新書、コミック、雑誌と、電子書籍コンテンツの種類や数も昨年(2012年)後半から急速に増えつつある。どの電子書籍ストアを利用し、どの機器でどんな電子書籍を読むべきか。その選び方には本質的な法則がある。今年(2013年)こそ電子書籍デビューを飾りたいと考えている人に、本記事を贈る。(フリーランス・ジャーナリスト 西田宗千佳)
グーグルのタブレット端末「NEXUS 7」。7インチ液晶を搭載する

一口に電子書籍を読むといっても、電子ペーパーを採用した電子書籍の専用端末、高精細なカラー液晶を積む汎用のタブレット端末、そして普段持ち歩くスマートフォンとさまざま。しかも、端末は次々に登場している。一体、何を基準に選べばよいのか。最もシンプルな解は「サイズ」「OS」「価格」による区分だ。

そもそも、電話・メール・移動中の情報収集というニーズがある以上、スマートフォンはほとんどの人が持つ。タブレット的なものは「それらと一緒に持ち歩くもの」と想定するのが自然だ。

■タブレットのOSはスマホとそろえる

アップルの最新スマートフォン「iPhone 5」。画面サイズは、前モデルより大きくなったとはいえ、4インチにとどまる

日本の都市部のように、電車で移動するのであれば軽い方がよい。この時点で、単純比較であれば7インチクラスのもの、ということになるだろう。OSについては、スマートフォンと同じものを選んでおくと、コンテンツやアプリの買い換えが少なくて済み、操作性統一の面でもプラスである。

価格面では「あるサービスの専用である」ことが重要になる。グーグルは自社の多様なWebサービスを主軸に据え、量産することで、7インチタブレット端末「Nexus(ネクサス)7」を安価に販売している。日本での電子書籍サービス(電子書籍ストア)開始が2012年10月25日に始まり、自社の専用端末を11月19日に発売したアマゾンも、自社専用端末を用意することで低価格化を狙う。そもそも、ソニーや楽天が販売している電子書籍専用端末は「専用」であるから安い。

それならば、「スマートフォン+自分が使いたい電子書籍ストアの専用機」か、「スマートフォン+低価格な7インチのタブレット」が本命となりそうだが、それほど単純ではない。

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