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「黒子のバスケ」 アニメ第2期放送で続く快進撃

日経エンタテインメント!

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 バスケットボール(バスケ)に青春をささげ躍動する男子高校生たちを描いた「黒子のバスケ」(「週刊少年ジャンプ」で連載中)。2012年春、テレビアニメ第1期が放送され人気に火がつくと原作マンガの累計発行部数は2300万部を超えるメガヒットに。アニメのパッケージも30万枚超と破格の売り上げを記録し、その勢いは留まることを知らない。そして2013年秋、待望のアニメ第2期がスタート。なぜ、これほどまでに人気が加速しているのか。

帝光中学バスケ部で全中3連覇を果たした「キセキの世代」。その幻の6人目(シックスマン)・黒子テツヤが、誠凛高校バスケ部で火神大我と出会い、打倒「キセキの世代」を胸にバスケの日本一を目指す──。

王道のスポーツマンガとして2008年に産声をあげた「黒子のバスケ」。2012年にテレビアニメ化されると、手に汗握る躍動感あふれるバスケシーンと、チームメイトの1人ひとり、全員魅力的なキャラクターたちが織り成す人間ドラマに注目が集まり、瞬く間に時代を代表する人気作への階段を駆け上った。

2013年10月から始まったアニメ第2期では、新たなキャラクターも加わり、ウインターカップの熱戦を中心に描かれている。

アニメで監督を務める多田俊介氏は、原作を読んだ瞬間に作品の持つ強さを感じていたといい、第1期制作時をこう振り返る。

「学生スポーツの持つ"試合を勝ち上がっていく"カタルシス。そして、主人公の黒子や『キセキの世代』との因縁やドラマなど、試合以外の要素が初期からありました。これが両立している作品は、ありそうで多くない」(多田監督)

主軸は試合シーン、演出とカメラワークにこだわる

第1期制作当時は、第2期の話はなかったと言う。「僕は第2期をやる気満々だったので(笑)、変にオリジナル展開を入れずに先々決定しているストーリーを補完する形でシリーズ構成の高木登さんと脚本を練りました」(多田監督)。

結果、それが多くのファンを獲得することにつながる。アバン(オープニングの前に挿入されるプロローグシーンなど)に「キセキの世代」のシルエットを映し出すことで、謎めいた存在感や強さを際立たせ、視聴者の想像力を刺激。実際の「キセキの世代」登場時に与えたインパクトは絶大だった。

また、キャラクターを際立たせつつも、あくまでバトル(試合)をどう見せるのかに主軸を置き、演出とカメラワークにこだわった。作画に興味のない層にも単純にすごいと思わせる画面作りを目指し、毎回の絵コンテは修正が重ねられた。選手の立ち位置、距離感、表情など、バスケの格好良さを追求。それは第2期でも変わらない。

「今後は、キャラクターも出そろい人間ドラマが深くなる一方で、試合も濃密に尺的にも長くなります。原作に忠実に、とはいえ、ただなぞるだけではダメ。シリーズの中での緩急、各話の中での緩急を作ることがとても重要です。ポイントは、ファンの予想の少し斜め上ですね」(多田監督)

広がり続ける「黒子のバスケ」の世界

「黒子のバスケ」は、キャラクターソングや各種グッズに加え、様々な企業とのコラボも活発だ。セレクトショップのBEAMS(ビームス)では、「キセキの世代」の1人、黄瀬涼太がモデルという設定を生かした「KISE COLLECTION」と、キャラクターをフィーチャーしたTシャツの2ラインを展開する。

「マンガやアニメのファンは審美眼が高く、ファッションとの親和性の高いジャンルなので、作品への理解や愛情をアイテムに落とし込めればウィン-ウィンになる。より普段使いできるアイテムに昇華していきたいです」(BEAMS)

第2期の放送開始に合わせ、怒とうの動きを見せる本作。アニメの内容もさることながら、「黒子のバスケ」を取り巻く世の中の流れから、当分目が離せそうにない。

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「作品と向き合うことだけを考え演じている」

黒子テツヤ役 小野賢章

主人公の黒子テツヤを演じるのは、映画「ハリー・ポッター」シリーズで、ハリー・ポッターの吹き替え担当でも知られる小野賢章。本来なら派手に立ち回るべき少年マンガの主人公でありながら、自らを"影"と呼び、存在感が薄いといわれる黒子テツヤを、彼はどうとらえているのか。

普段は地味で、もの静か。気弱なイメージさえある黒子ですが、実は自分の考えをしっかり持っていて、芯も強い。それに、バスケに対してはものすごい情熱を秘めていて、うれしいとかイヤだという感情をハッキリと口にします。だからといって、急にテンションが上がったり声を荒らげたりするわけではないので、演じる上で、黒子が持つ感情のニュアンスや起伏のバランスには気をつけていますね。

物語のなかで、彼はいろいろな経験をしてどんどん成長していくのですが、多田監督からは、「高校生なので、高校生として成長していってほしい」、というアドバイスをいただいていて。1話1話黒子らしさを積み上げながらアフレコに臨んでいるという感じです。

好きなシーンは第1期の第20Q(クオーター)。チームメイトの火神に対して「誠凛高校1年、黒子テツヤです」と宣言をして、ウィンターカップへの決意を確認する場面です。第2期へつながるセリフでもあり、「キセキの世代」への決別を表した重要なシーンでもあるので、印象に残っています。

第1期のラストは、青峰率いる桐皇学園に破れたあと、誠凛高校としては他のチームの試合を見て終わるという、主人公チームらしからぬ展開で終了したんですよ。モヤモヤがたまっていたので(笑)、第2期ではそれをエネルギーに変えて、初めからアクセル全開で演じていきます。(談)

(ライター 山内涼子)

[日経エンタテインメント!2013年11月号の記事を基に再構成]

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