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王者GoProを国内勢猛追、個性競う「アクションカム」

2013/10/28

「身に着けられるビデオカメラ」として、最近人気のアクションカム。その代表格ともいえるのが米ベンチャー企業のWoodman Labsが開発した「GoPro」だ。2009年にフルHD(高精細)対応モデルを発表してからすでに300万台超を出荷するなど、新たな市場を確立した。2012年12月には3世代目となる「GoPro HERO 3」を発売した。一方、JVCケンウッド、ソニー、パナソニックの国内3社も新製品を市場に投入。アクションカム市場が大いに盛り上がっている。そこで今回は、GoProとそのライバルとなる3社の製品を比較した。

動画はどれもフルHD(1920×1080ドット)での撮影に対応。GoProだけが、その4倍の解像度である「4K(4096、3840×2160ドット)」画質に対応している。ただ、フレームレートは12fps(フレーム/秒)もしくは15fpsと低いため用途は限定される。そのため、一般的な用途を考えると動画の解像度に大きな差はない。

同じアクションカムといってもボディのデザインや形状は各社各様だ。基本的に本体に付属するハウジング(透明ケース)を使うのがGoProと「HDR-AS15」(ソニー)の2つ。両者とも水深60mに耐える透明ハウジングを標準装備し、ハードなスポーツユースも視野に入れている。

■「料理や陶芸でも使われている」

だが、ソニーをはじめとする国内メーカーはハードスポーツだけでなく、サイクリングなどのライトスポーツやホビーユーザーもターゲットにしたいと口をそろえる。

なかでも、カメラ部と本体の分離型デザインを採用した「HX-A100」(パナソニック)はその考え方が明確だ。イヤフックを採用し、ヘルメットなしでも気軽に装着できることが大きな特徴。「30gを超えないようにカメラ部の軽量化を図った結果、料理や陶芸での撮影など、スポーツ以外のシーンでも使われるようになった」(パナソニック)という。

ハウジングなしで、本体単体でも使えるのが「ADIXXION GC-XA2」(JVC)だ。唯一、カラー液晶モニターを搭載し、操作メニューや撮影したビデオを本体だけで確認できる。「前モデルから単体でも防水性能を持ち、液晶モニターを搭載するなど簡単操作を目指している」(JVC)という。

各モデルともにフルHD画質での動画撮影に対応。GoProは4K撮影にも対応するがその場合のフレームレートは12fps、15fpsと低め。また、JVCケンウッドのADIXXION GC-XA2は1592万画素相当の静止画を最大15枚/秒で撮影できる高速連写機能を備えている。スローモーション撮影で優れているのはパナのHX-A100とGoPro。848×480ドット(240fps)の記録モードを用意

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