高速連写にパノラマ…スマホで「一眼」並みの本格撮影術

デジタルカメラを持ち歩かず、スマートフォン(スマホ)で写真を撮影するという人が増えている。カメラ機能の進化だけでなく、スマホならではの便利さがあるからだ。撮影した写真の見栄えも、もはやコンパクトデジカメに引けを取らない。今回は、スマホでの写真撮影の基本と有料アプリを使った本格的な撮影術をお伝えする。

最近では、デジタルカメラの代わりにスマホのカメラ機能で写真を撮影する人が多い。スマホでの写真撮影には、一般のデジカメにはない便利さがある(図1)。第1に、いつでも取り出しやすいように携帯しているので、手軽に撮影できるし、デジカメを追加で携帯する必要がないこと。

図1 スマホのカメラ機能は、デジタルカメラより便利な面がある

第2に、前面カメラで自分撮りをしたり、GPS(全地球測位システム)機能で位置情報を記録したり、そのままインターネットに接続してメールやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で共有したりなど、スマホならではの機能が利用できること。

第3に、大きな液晶で撮影時の確認や操作が簡単なこと。撮った写真は閲覧しやすいし、アプリを使った加工も簡単にできる。

従来は劣っていた画質もコンパクトデジカメに迫りつつある。これまでは画素数こそデジカメ並みだったが、画質を決める撮像素子のサイズは及ばなかった。しかし、2013年11月に発売された「Xperia Z1」(ソニーモバイルコミュニケーションズ)は、一般のコンパクトデジカメと同じ1/2.3型になった(図2)。

図2 主要な最新スマホとコンパクトデジカメのカメラ機能を比較した。光学ズームの有無が大きな違いだ。なお、IXY 620Fの実勢価格は約1万6000円

もちろん、カメラ機能そのものは、デジカメの方が上だ。デジカメでは常識ともいえる光学ズームを備えたスマホはほとんどない。レンズのサイズや枚数なども、一般にはデジカメの方が優れている。とはいえ、スマホはデータ処理の性能が高く、デジカメよりも見栄え良く仕上げられる場合もある。

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