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2012/4/21

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代官山、中目黒、元住吉…変化が随所に

東横線の地下ルートは、渋谷川左岸の雑居ビルの向こう、明治通りの直下を走り、写真奥で右岸を走る現行ルートの直下へと移る(写真:大野雅人)

地下5階の深さにある副都心線渋谷駅には、2面4線のホームがつくられている。現在は外側の2本で折り返し運転を行っているが、2面のホームの間には既に2本のレールが顔をのぞかせている。現在、2面のホームの間に仮の渡り通路が設けられ、外側レールの3、4番ホームはフラットに行き来ができるが、この仮渡り通路は7月に撤去され、ホーム階での行き来ができなくなる。このとき2面4線のホームとレールが姿を現し、3、4、5、6番ホーム(1、2番は半蔵門線)として整備されるはずだ。

ちなみにこの副都心線渋谷駅は、東横線との直通化を前提として、当初から東急が田園都市線・半蔵門線の渋谷駅と一体的に管理している。両ホームの改札内連絡を見据えて、現在も建設が進んでいる。

現在の代官山駅。写真奥が渋谷駅で、このレールの真下に新たな地下ルートがつくられている(写真:大野雅人)

では東急電鉄の「渋谷駅~代官山駅間地下化計画図」をイメージしながら、横浜方面電車に乗った気分で渋谷から歩こう。東横線地下ルートを行く電車は、渋谷駅を出ると明治通りの直下を300メートルほど走ったあと、渋谷川の直下を緩やかなS字カーブで抜け、並木橋交差点下辺りから現在の地上ルートの地下をトレースするように走る。

代官山駅自体は地下化されずに地表に残るが、線路やホームは掘り下げる。このための工事が進行中だ。

渋谷から代官山を経て中目黒まで行くと、もうひとつの改良工事を見つけられる。ホーム両端に注目。ホームとホーム屋根の延伸工事や、高架橋の拡幅工事を行っているのが分かる。

東横線は現在、8両編成の電車で運行しているのに対し、メトロ・東武・西武は最大10両編成だ。このため東急では、乗り入れ先の3者に合わせるために東横線内の10両対応化工事を行っている。しかし、すべての施設を一気に10両化するのではなく、まず特急・通勤特急・急行を10両編成とし、それらが停車する駅のホームを延伸しているところだ。

2011年春に登場した副都心線直通運転向け5050系4000番台(左)。元住吉検車区にて(写真:大野雅人)

東急は乗り入れ車両の増備も進めている。元住吉検車区(川崎市)には、直通運転に対応した同社5050系10両貫通編成タイプである4000番台の姿も。時折、東武・西武の両線へ試運転で“プレ遠征”している姿が見られるというし、逆に東武・西武の車両が元住吉検車区に停泊する姿もキャッチされているらしい。

副都心線乗り入れ車両として活躍している東武の50070系や西武の6000系などはすべて10両編成だ。こうしたことから、東横線との直通運転が始まると、各社の10両編成の車両は東急側では特急や急行などの優等列車に、8両編成は各駅停車に充当させると想定できる。

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