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職場の知恵

2013/3/20

職場の知恵

経験しないと成長しない

チーム内で意見が対立することは、リーダーにとっては怖いことかもしれません。また、混乱期にあるチームは、得てして、形成期よりもパフォーマンスが低くなります。しかし、この時期を経験しないと、チームは成長しません。恐れていては、いつまでも成果が上がらないのです。混乱を、すぐに収めようと焦ってはいけません。この時期こそが、成長のために必要と腹をくくってください。

混乱期を過ごした後に訪れるのが、標準期(ノーミング)です。混乱期を経たチームのメンバーは、お互いのことが分かっています。ほかのメンバーを受け入れることができ、また、協力して仕事を進めることができるようになります。チームの目標が明確になるのもこの時期です。少しずつ、成功体験が重なっていき、個人としては自信が生まれ、チームとしては互いに信頼できる関係性が出来上がります。1人ではできないことでも、チームでならできると実感し始め、一時期下がっていたパフォーマンスも、徐々に上がります。

さらにこの先があります。第4段階、達成期(トランスフォーミング)です。与えられた目標が物足りなくなり、メンバーは自律的に動きだします。こうなったら、もう、リーダーはリーダーシップをメンバーに委ね、支援的な役割になるのです。

この人に聞きました

斉藤秀樹(さいとう・ひでき)氏
 アクションラーニングソリューションズ代表取締役、一般社団法人チームビルディング協会代表理事。富士通、システムインテグレーションベンダー、KPMGコンサルティング(現Bearing Point)の人事コンサルタントを経て独立。ジョージワシントン大学大学院人材開発学部マイケルJ.マーコード教授より直接、アクションラーニングコーチ養成プログラムを受け、GIALジャパン設立(現:NPO法人 日本アクションラーニング協会)に参加、ディレクター就任する。

(日経ウーマンオンライン編集部)

[nikkei Woman Online2013年3月15日掲載]

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