世界も注目、京都のマンガ・アニメ 平安期に起源?

古今の文化が集まる京都。マンガやアニメといった「サブカルチャー」も京都ならではの魅力が光っています。

【登場人物】

東太郎(あずま・たろう、30) 中堅記者。千葉県出身。人生初の「関東脱出」で京都支社に転勤し半年。取材時もオフの日も突撃精神で挑むが、時に空回り。中学時代、女子につけられたあだ名はドラゴンボールから「クリリン」。

竹屋町京子(たけやまち・きょうこ、25) 支社の最若手記者。地元出身、女性ならではの視線で転勤族の「知識の穴」を埋める。実はマンガ好きでシリーズ全巻を一気に買う「大人買い」することも。お気に入りは手塚治虫の「ブラック・ジャック」。

岩石巌(がんせき・いわお、50) 支社編集部門の部長。立場上、地元関係者との交遊も広く、支社で一番の「京都通」を自任する。アニメはマクロスシリーズの中でも「マクロスF」好きだが、この話題で盛り上がる人が周囲にいない。

(登場人物はフィクションです)

マンガを学びにニッポンへ

岩石部長 梅雨時なのに今年は雨が少ないな。

東太郎 もう真夏みたいな毎日です。取材に出るのも大変です。

部長 おいおい、暑くても寒くてもネタを足で稼ぐのが記者の基本だぞ。

竹屋町京子 そうですよ、先輩。今日も冷房が利いてるからって支社でマンガばかり読んでいて……。

太郎 れっきとした取材の下調べです。京都とマンガの関連性を調べようと思って。2012年に京都市で「京都国際マンガ・アニメフェア」が初めて開かれましたし。

京都国際マンガミュージアムは小学校だった建物を利用する

部長 業界関係者によるビジネスマッチングの場であるとともに、ファンも楽しめる総合的なイベントだな。入場者数が約2万4000人も集まる西日本最大級のもので、今年も9月開催だな。

京子 支社近くの「京都国際マンガミュージアム」が会場の一つでした。日本初のマンガ総合博物館で開架5万冊、収蔵約30万点の資料の規模は世界でもここだけといわれるほど、って説明は今さら不要でしたか。

部長 もともとは小学校だった建物を利用している。06年に開業し、今やすっかりおなじみだね。

太郎 週末には、思い思いのキャラクターになりきったコスプレを楽しむ若者の姿も目を引きますね。