今年のセンター試験、雪は降るのか?気象予報士 伊藤みゆき

1月15日は、関東南部で雪が降るとの予想で、房総半島の一部が雪化粧しました。 静岡では平年より3日遅い初雪を観測しました。東京都心では雪は降りませんでしたが、正午の気温が2度9分と凍える寒さでした。

この冷たい空気が残ったため、翌16日の朝は、都心や横浜で初めて氷点下まで気温が下がりました。

本州の南にある前線の影響で関東周辺は雲に覆われ、千葉の房総半島では雪が降ったが、都心部までは北上しなかった(気象庁HPより)
1月16日の最低気温。関東地方では伊豆諸島などの島を除くと、すべてのアメダス地点で氷点下。唯一プラスの気温だった銚子も0度4分だった(気象庁HPより)

今週末は、いよいよ大学入試センター試験です。首都圏では1センチの積雪でも交通が乱れることがあるため、「雪は降らないですよね?」という問い合わせが多くなります。

1990年のスタート時から去年までの東京の天気を振り返ってみると、毎年2日間の日程合わせて48日間のうち、「日照時間5時間以上で大体晴れ」というのが30日。雨が降ったのは9日で、1998年と2005年は両日とも雨でした。

雪が降ったのは5回です。

1991年1月12日(土)は午前中いっぱい雪でしたが、積もることはありませんでした。

2001年1月20日(土)の日中は曇り空で夕方から雪。夜には積もり、翌日の9時の積雪は1センチでした。

2004年1月17日(土)は午前中から雪が降りましたが、積雪はありませんでした。

大雪になったのは2006年1月21日(土)です。早朝から降り始めた雪が9時には4センチ、夕方には最大9センチ積もり、翌朝9時でも6センチ残っていました。

5回目が2011年1月16日(日)。日中の冷たい雨が夕方には雪に変わりましたが、積雪には至りませんでした。ただ、強い冬型の気圧配置だったため、日本海側の雪雲が東海地方に吹き抜けました。名古屋で10センチの積雪を観測するなど、太平洋側でも大雪となった地域があります。