10代女子に強いももクロ

AKB48のタレントパワースコアは、2012年2月の調査までは順調に伸びていたものの、絶対的エースと呼ばれた前田敦子が卒業を発表した3月以降の調査から、低下が続いている。昨今はHKT48乃木坂46などの関連グループが力をつけてきたことや、恋愛に関する報道でグループを離れるメンバーが相次いだことなども影響を与えていそうだ。2012年8月には結成当初からの目標であった東京ドーム公演を開催。「チーム4」を廃止して3チーム制に戻したり、インドネシアのJKT48や上海のSNH48にメンバーを移籍させたりするなど衝撃的な“組閣”も行った。だが、コアファン以外はその刺激に麻痺(まひ)してきたのか、浮上には至っていない。

世代&男女別のスコアを見ると、ももクロは10代女性や20代男性などで、AKB48を上回っている。特に、10代女性によるランキングでは、全タレント中15位という高評価を得た。AKB48は30代以上の男女では、ももクロと互角、あるいはわずかに上回る。グループの冠番組や個人でのテレビ出演などが多いため、年配層への浸透度はAKB48が上と見ることができそうだ。

性別・年代別に見たももクロとAKB48のタレントパワースコアの違い

4月発売の最新アルバム『5TH DIMENSION』は、発売1週間で自己最高となる20万枚近くを売り上げるなど、その勢いはまだまだ衰える気配がないももいろクローバーZ。6月に行われたシングル選抜総選挙で初めて立候補制を導入し、板野友美や河西智美、秋元才加ら在籍期間の長いメンバーが卒業を発表するなど、変革期を迎えているAKB48。ともに今年は7万人収容の日産スタジアムでライブを行う。2強の時代はしばらく続きそうだ。

なお、女性ボーカルグループ全体を見ると、ももクロ、AKB48のさらに上に、Perfumeが位置する。2012年後半は初のアジアツアーを開催し、音楽ファンの間で話題に。2013年2月には『映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館』の主題歌を歌い、親子層での関心度を高めた。こうした結果、PerfumeもAKB48をスコアで上回っている。

次のページ
「個人戦」はAKB48の圧勝
エンタメ!連載記事一覧