もうiPhoneに負けない 機能充実、夏に買う最新スマホ

図6 NTTドコモは夏モデル4製品に、画面に指を近づけるだけで、画面ロックの解除や入力文字の拡大が可能な「ホバー」機能を搭載した(左)。画面上の痕跡からロック方法を推察されることなどを防ぐ。右は、ソフトバンクモバイルの高齢者向けスマホ「シンプルスマホ 204SH」。ホームボタンの隣に電話、メールを使うためのキーがあり、「拡大鏡」「音声操作」などの機能アイコンが分かりやすく整理されている

このほか、使い勝手を高めようと、新しいユーザーインタフェース(UI)を採用する製品が増えたのも夏モデルの特徴だ。NTTドコモは4製品に、画面に触れることなく画面ロックの解除などができる「ホバー」機能を搭載した(図6)。

こうした非接触型のUIとして、GALAXYや「Optimus」には目線を検知して、画面のオン/オフを切り替える機能が付いた。指先が汚れているときや、冬に手袋をしながらでも操作できるメリットがある。

従来型の携帯電話からの移行に強い抵抗感を覚える、高齢者に向けた新製品も増えた。NTTドコモは画面サイズを大きくした「らくらくスマートフォン2」を、ソフトバンクモバイルも簡単操作の「シンプルスマホ」をそれぞれ投入した(図6)。一方でKDDIは、「高齢者は特別扱いされるのを好まない傾向が強い」(大谷氏)との見方だ。そこで同社は、外観は一般的だが、大きい文字を選べる「URBANO」を高齢者向けに用意した。

Xperiaが最安で約5000円

NTTドコモが人気製品の販売価格を引き下げたことも、今回の大きな変化だ。Android搭載機の機能は年々高まっているが、iPhoneを擁するソフトバンクモバイルとKDDIが、新規契約数から解約を差し引いた純増数でNTTドコモを大きく上回る状態が続いている。これに待ったをかけるため、ドコモは“ツートップ”と位置付けるXperiaとGALAXYを中心に、端末の実質負担金をiPhone 5(16GB)に対抗できる水準に下げた(図7)。

図7 NTTドコモは主要製品において、携帯電話の長期利用者による機種変更や新規加入の実質負担金を5000~1万5000円程度に抑えた。これにより、競合他社が提供するiPhone 5への加入者流出に歯止めをかける狙いだ(Android搭載機の価格、実質負担金は通信事業者のオンラインショップのもの)
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