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WinXP「次の選択肢」 PC買い替えか、OS更新か

2013/5/29

国内における保有台数がいまだに2500万台以上とされる、「Windows XP」を搭載したパソコンに“決断の時”が迫っている。米マイクロソフトによるサポートが、2014年4月8日(米国時間、日本時間は9日)に終了するからだ。それ以降は、セキュリティー更新プログラムの提供が中止されるため、使い続けるには危険が伴う。Windows XPの「次の選択肢」、つまり「Windows 7」または「Windows 8」を搭載したパソコンへの買い替え、もしくはOSのアップグレードについて解説する。

Windows XP からの移行先を考えると、現在入手できるWindows OS(基本ソフト)としては、Windows 7またはWindows 8になる。いずれの場合も、パソコンごと買い替える方法と、OSのみをアップグレードする方法があるが、一般的にはパソコンを新調するのが望ましい。

Windows XPをプリインストールしていた当時に比べて、パソコンはCPU(中央演算処理装置)の高速化やハードディスクの大容量化など、性能は格段に向上しているからだ。サポートが終了するWindows XPに対しては、セキュリティー面での信頼性が強調されているが、それ以外にもWindows 7/8のパソコンに乗り換えるメリットは多い(図1)。

図1  Windows 7/8は高速化が図られているほか、省電力機能を強化。また、32ビット版が主流だったWindows XPに対して、Windows 7/8の搭載パソコンは64ビット版が多く、大容量のメモリーが使える。最新のパソコンに買い替えれば、ハードウエアの性能も大幅に上がるので快適だ

■Windows 8の起動は高速

例えば、起動の高速化。とりわけWindows 8には「高速スタートアップ」という新機能があり、仮に同じスペックのパソコンでも、より高速に起動する。新しいパソコンなら、ハードウエアの性能差も加わり、Windows XPよりも相当速く感じるはずだ。

また、最新のパソコンは、省電力機能が強化されている。OS自体の電力消費が抑えられているほか、東日本大震災後の電力不足を契機に、メーカー各社は節電ツールを標準搭載。よりきめ細かな電力管理が行える。「大まかにいうと、XPパソコンと比べて2割前後、消費電力を減らせたケースもある」(大塚商会の相澤氏)という。節電やコスト削減が求められる企業には、特にありがたい。ノートパソコンなら、バッテリーの大容量化と併せて、駆動時間の大幅な延びを期待できる。

32ビット版が主流だったWindows XPに対して、Windows 7/8のパソコンは64ビット版が主流になのも利点だ。扱えるメモリー容量が増えるので、大容量のデータや多数のソフトを使うときでも快適に動作する。

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