「言い方」を少し変えるだけで夫婦関係は改善日経ヘルス プルミエ

また、話す時間も、まだ聞く態勢ができていない夫の帰宅直後は避けたほうがよさそう。相手が最も伝えたいことを繰り返して、共感しているのを示すことも大切です。

とはいえ、アンケートの声や取材の結果に共通していた『夫婦がうまくゆく極意』は「感謝の言葉を口に出すこと」に尽きるかもしれません。

本岡さんは、夫は妻に「ありがとう」を、妻は夫に「助かったわ」を意識的に使うことをアドバイスしています。

「夫は、『ごめん』は言いにくくても、『ありがとう』ならハードルは低いはず。また、妻が『助かったわ』と言ってあげると夫は、自分がそこにいる意義を見つけられてプライドが保たれます。長い会話はできなくても、このワンフレーズだけでも相手をいたわることができるんです。

けんかを避けるテクニック
1 話す時間を選ぶ
帰宅直後に一方的に自分の欲求を話すなど、出合い頭は避けて。聞く態勢になっていない相手は嫌な気分に。また、夜は感情的になりやすいので、込み入った話は相手がゆったりしている明るい時間に。

2 相手の言ったポイントを繰り返す
相手が「~なんだよ」とこぼすのは、自分を信頼しているからこそ。話のポイントを「そうか、~なんだね」と、繰り返して言うと、相手は自分に共感してくれていると感じ、会話がスムーズに。

3 頭にきたら、まず、横を向いて3呼吸
相手の言葉にムカッときても言い返せば、火に油を注ぐようなもの。まずは横を向き、3回深呼吸をして、落ち着く。それでも気分が治まらないときは、別の部屋に行くなど距離をとり、言葉の応酬を避ける。

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相手も自分も変わります。 “今がずっと続くわけではありません”
8歳上の夫が先に更年期を体験。私も今、更年期。相手に期待しすぎず、困ったときにそばにいてくれればいい、と思えば楽になります。(56歳・女性)

相手の体調に気を配り、料理を作ること。自分のことを気にかけてくれていると思うと、男の人はそれだけでうれしいようで感謝してくれます。(55歳・女性)
相手が知らない自分がいてもいいし、その逆があってもいいのでは。束縛しないことが大事。(53歳・男性)

言わなくても分かるだろう、という考えはやめ、できるだけ思ったことは心にためずに言う。それでけんかになりそうなときは、外に出るなどして、距離を置く。(51歳・男性)
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