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飛行機が遅れた、荷物がない…、海外旅行の緊急事態対処法 日経おとなのOFF

2012/3/22

日本国内なら十分対応可能なアクシデントも、それが海外だというだけで何倍にも深刻に感じられるもの。旅先での突発事故や緊急事態にどう対応したらいいか、
また、「転ばぬ先の杖」でどのように備えればいいのか。旅の達人にスマートな解決法を聞く本シリーズ、1回目は到着時のトラブルを取り上げます。

到着空港のターンテーブルで預けた荷物を待っていたが、最後まで出てこなかった

チェックイン時に預けたスーツケースなどの荷物が、到着先の空港でいくら待っても出てこない。

ロストバゲージは頻度も高く、旅先で最も遭遇しやすいトラブルの一つです。翌日や2~3日後には届くことが多いのですが、最後まで出てこないケースも時々あります。自分の荷物が出てこなかったら、どうすればいいのでしょうか?

まずは、到着空港の手荷物サービスデスクのスタッフに声をかけて手荷物預かり証(タグ)と航空券を見せ、荷物を探してもらいます。その上で、PIR(手荷物紛失報告書)に自分の名前や滞在予定のホテル、手荷物の形状、材質、色、ブランド名などを記入して提出します。この際、歯磨きセットや石けんなどが入ったオーバーナイトキットを渡してくれる航空会社もあります。

ただし、当面必要な日用品などは自分で購入しなければなりません。そのときは、レシートを取っておきましょう。航空会社によっては、後から請求できることもあるからです。荷物が到着から24時間以内に出てこなかったら支給するとか、一律50 ドルを支給するとか、このあたりは航空会社でさまざま。また、ロストバゲージによる日用品の購入が、海外旅行傷害保険の支払い対象になるケースもあります(航空会社の手荷物紛失証明書が必要)。

出てきた荷物は基本的には航空会社がホテルまで届けてくれますが、深夜に空港に届いて、翌朝早く出発のため、これから取りに行く、ということにもなりかねません。こういう場合に備えて、PIRを提出する時点で、日用品の買い物代金の負担や荷物が出てきた場合の受け取り方などを確認しておくのが賢明です。

ロストバゲージのリスクが高いのは、乗り継ぎ時間が短かったり複数の航空会社にまたがって乗り継ぎをする場合。また、ヨーロッパ系の某エアラインなど、ロストバゲージが起こりやすい航空会社もあるようです。ともあれ、「いざというときに慌てないためには、機内持ち込みの手荷物の中に、下着や洗面用具など1泊分くらいの“お泊まりセット”と常用薬を準備しておくのがお勧めです」(大手旅行会社の添乗員)。

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