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小顔の女性は要注意 睡眠時無呼吸症候群

2013/12/25

睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)といえば、肥満男性の病気というイメージがありましたが、実際には女性にもあり、人知れず悩んでいる人は少なくないのだとか。

「RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック」院長・白濱龍太郎先生に、SASについて詳しく聞いてみました。

■いびきをかく人、日中眠い人は睡眠時無呼吸症候群の疑いあり?

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に何度も呼吸が止まったり(無呼吸)、止まりかける状態(低呼吸)が繰り返される病気。SASの人は睡眠中のいびきを人から指摘されたり、自分でも睡眠途中で目覚める、眠れないなどの症状を自覚することが多いようです(SASと明らかに関係がある=○、関係がある可能性がある=△、白濱院長による)。

・ 寝言が多い △

・ いびきをかく ○

・ 昼食後に眠くなる △

・ 飲酒すると眠くなり、宴会や接待の席でも寝てしまうことが多い △

・ 電車やバスなど、乗り物に乗るとすぐ眠くなる ○

・ 人によく「疲れているね」と言われる ○

昼食後の眠気は、誰でも起こる生理的な現象で、程度の差はあるかもしれませんが、これがあるからといって異常とはいえません。また、飲酒時の居眠りも直接SASによるものというわけではなさそうです。「われわれが居眠りをするときは副交感神経優位になっていますが、アルコールを摂取すると、最初はリラックス(=副交感神経優位)しますが、1~3時間(個人差があります)後に交感神経が優位になります。そのため、宴たけなわで寝てしまい、数時間後にすっきり目覚めることがあるかもしれません」(白濱院長)。

寝言は、それのみでは異常ではありませんが、レム睡眠(夢を見る浅い睡眠)の際に出ることが多く、何らかの原因で睡眠が浅くなっている可能性があります。SASは、眠りが浅くなるので、そのために寝言が多くなることは考えられます。

いびきや日中の疲れなどは明らかにSASが関係していて、SASの人は眠りが浅いことから、朝起きたときに頭痛がしたり、眠気やだるさで日中の活動にも支障が出てくることはよく知られています。

「SASの人は一般の人に比べて交通事故のリスクが数倍高くなるといわれています。仕事上のミスにもつながったりしますので、影響は決して少なくありません」(白濱院長)。

こうした状態を放っておくと、大事故につながりかねないばかりか、睡眠の質が悪くなって「むずむず脚症候群」などの神経過敏症状を引き起こしたり、血中の酸素濃度低下を繰り返すために、高血圧や心筋梗塞、脳卒中、糖尿病などの合併症を招くこともあるのです。

■やせている人、小顔の人にも少なくない

SASの多くは、空気の通り道である気道が完全または部分的に閉じてしまうことによって起こります。そのため肥満の人や首が短くて太い人に多いのですが、やせ型でももともとの骨格が小さい人や、顎が小さく奥まっている人も、構造上、気道がふさがりやすくなります。

従来、肥満男性に多いといわれていたSASのとらえ方は変わってきていて、やせている人や小顔の女性にも少なくないのです。

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