伝える、聴く、説得 あなたのコミュニケーション力をチェック

【説得する力をCHECK!】

□1 後輩から悩み事を相談されたことがない
□2 浮気癖のある男性と付き合っている友人には「別れるべき」とアドバイスする
□3 「あなたはできる人だからそう言えるのよ」と言われたことが人生で3回以上ある
□4 後輩の前で、自分の誤りを素直に認めることはプライドが許さない
□5 交渉事は、成約するかしないかの結果がすべてだと思う
□6 何事もその場で白黒はっきりさせないと気が済まない
□7 会議などで議論が白熱してくると、面倒になり発言を控える
□8 無理な値引き交渉を取引先から提示されたら、きっぱり断る
□9 商談を一度断られたら再度提案はせず、新しい会社に営業をかける
□10 トイレ掃除が苦手

チェック項目の読み方

1.2.一方的に話を推し進めるクセのある人や、「~べき」の口調でアドバイスする人は、相談されにくい。「アドバイスは、相手の話をきちんと聴いてから。相手に解決策を気づかせるように聴いていくテクニックなしに、説得はできません」 3.相手の気持ちに立ったアドバイスができていない証拠。相手に寄り添えなければ人の心は動かせない 4.自分の誤りを受け入れずに話を進めていくと、相手も心を閉ざす。これも説得を妨げる要因 5.6.結果だけを求めるのは、説得上手ではない。「交渉は、細かいやり取りを面倒がらずに進めることで成り立ちます。すぐに答えを求めるやり方では相手は折れません」 7.議論が複雑になることを避けるタイプは、説得も苦手 8.9.これ以上の交渉は無理だと決めつけたり、相手に断られてすぐに諦めたりするのでは、説得力は身に付かない。「コミュニケーションを続けて、お互いの着地点を見つけて譲歩し合うことも、時には必要です」 10.これは、細かいことや嫌なことに目を向けられるかどうかのチェック。「トイレ掃除が苦手な人は、面倒で根気の必要な説得という作業も敬遠しがちです」

チェックの数が6~10個の人
→説得する力を身に付けよう

説得力が決定的に足りていない。相手の言い分を聴かずに一方的に説き伏せるのもNG。まずは、相手の話を傾聴するところから始めよう。

1~5個の人
→そこそこ説得上手さん

自分の話をきちんと伝えることはできても、説得するまでの交渉力が十分でないのがこのグループ。時間をかけて信頼関係をつくり、説得しよう。

0個の人
→立派な説得上手さん

人の話を聴きながら、伝えたいことを伝えることができ、人を動かす力は十分にある。相手が自分の話を受け入れるまで話を続ける忍耐力も備わっている。

この人に聞きました

野村絵理奈さん
話し方教室「KEE'S 」代表取締役。元NHK松山放送局キャスター。独自のコミュニケーションメソッドをベースに話し方、プレゼンテーションのセミナーや企業研究を実施。2011ミス・ユニバース・ジャパンスピーチレッスン公認サプライヤーでもある。著書に『仕事美女になる話し方』(日本実業出版社)など。

(日経ウーマン 鈴木陽子)

[日経WOMAN2011年6月号の記事を基に再構成]

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