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オンナの働き人生 「結婚してひと休み」はNG 深田晶恵の目指せ! マネー美人

2012/5/18

「5年後、10年後、どんな働き方をしていると思いますか?」

この質問に対する回答って、男性と女性では全く違っていて興味深いのです。まず男性は、ほぼ全員「会社は変わっているかもしれないけれど、どこかで働いているでしょう」ときっぱり。何でそんな質問するの? といった表情です。

一方、20代、30代の働き女子たちは、こんな感じ。働き続けたい意志はあっても、「結婚相手に仕事辞めてと言われたらどうしよう」、「出産後に復帰した先輩は皆無だから、戻れるかな…」、「親の介護で辞めなくてはいけないかも」と不安顔。

パートナーに巡り会っていなく、妊娠もしていなく、親も元気な状態で「仕事を続けられないかも」と心配しているのが、女の子らしい。自分の働き人生は、自分ひとりの都合で決められない(決めてはいけない)と思いこんでいるようですね。

(イラスト:小迎裕美子)

「働きたいなら辞めなくていい、自分の人生なんだから自分で決めていいのよ」と、私はいつもアドバイスしています。特に親の介護は、必要になるとしても10~20年以上先のこと。今から心配しなくても大丈夫だし、仕事は辞めなくていいのです。

専業主婦になることを希望していなくても、どこかのタイミングで「ちょっと休んでみたい」という願望を持っていることも(20代、30代の女性に多いのはこのタイプ)。多いのは、結婚を機にいったん辞めて、少し休んでから働きやすそうな仕事を見つけたいといった声。でも、これをやってしまうと、収入が3分の1とか、4分の1になる可能性大なのです。

女性が結婚してから転職活動をすると、採用側としては出産で辞めるかも、休むかもと思うため、積極的に採りたくないのが本音。面接官の男性が「ダンナさんいるなら、そんなに働かなくても」と真顔で言うケースだっていまだにあるくらい(怒!)。

結局、正社員の道は厳しくて、パートで働くことにすると、収入が激減してしまうのです。結婚を機に働きやすい会社に移りたいなら、独身のうちに転職してしまうこと。「ちょっとだけ休みたい」願望は、どうぞ諦めてくださいね。

仕事を辞める選択肢はない!

結婚相手となる20~30代の男性の給与水準や、パート主婦を取り巻く環境を考えると、仕事を辞める選択肢はないと思ったほうがいいでしょう。長年FP相談を受けていると、今の30代男性の年収は10年前の30代よりかなり少なくなっている悲しい現実を見てしまいます(涙)。共働きは当たり前になりつつあります。

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