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全国で相互利用開始、交通系ICカードで得するワザ

2013/5/24

2013年3月23日、首都圏のSuica(スイカ)やPASMO(パスモ)、関西圏のICOCA(イコカ)、中京圏のTOICA(トイカ)など各地で展開する交通系ICカードの全国相互利用がスタートした。交通系ICカードは電車やバスの乗車券になる他、「駅ナカ」や「街ナカ」の小売店、飲食店などで電子マネーとして支払いにも利用できる。全国10種類の交通系ICカードの特徴や、相互利用のメリット、注意点などをまとめた。

今回、全国相互利用に参加するのは、下の図にある10種類の交通系ICカード。PASMOやPiTaPa(ピタパ)のエリアでは相互利用に対応しない路線(鉄道・バス会社)が一部残るものの、普段持ち歩いているICカードが全国どこでも使えれば、利便性は大きく向上する。

これまではJR系カードの相互利用や各都市圏内での相互利用が中心だったが、今後は全国10種類のどのカードも各エリアで乗車や買い物に使える(ただしPiTaPaは乗車のみ)。普段使っている定期券のICカードなども、旅先や出張先で気軽に利用できる

「旅先や出張先でも電車やバスに気軽に乗れるようになる」(JR東日本)と、各社は公共交通機関全体の利用者拡大に期待を寄せる。買い物や飲食で使う電子マネー機能についても、「利用者の増加を見込んで、店舗側が交通系ICカード決済の導入に前向きになる」(ニモカ)。利用できる店舗数が一段と拡大する契機にもなりそうだ。

■PiTaPaの電子マネーは相互利用対象外

電子マネーとして使う場合、PiTaPaが相互利用の対象外となる点には注意がいる。他のカードとは異なり、PiTaPaは支払い方式にポストペイ(後払い)を採用するのがその理由。PiTaPaは他のカード加盟店では支払いに使えず、他のカードをPiTaPa加盟店で使うこともできない。

「電子マネー機能に関しては引き続き検討するが、当面は乗車のみが相互利用の対象になる」(スルッとKANSAI協議会)。なお、PiTaPaで他カードのエリアの電車やバスに乗る際には、カードに搭載されたプリペイド部分へのチャージが事前に必要だ。

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