WOMAN SMART

キャリア

妻のケアを何よりも一番重視 共働き夫の心情 職場を生き抜く「マリーシア」(3)

2014/7/17

日経DUAL

前回、身内とのコミュニケーション・子育ての「戦術プラン」の共有が大切と言いました。身内とのコミュニケーションという意味で、最重要パートナーは妻です。ここがうまくいかないと、パスも攻撃も何もできません。『キャプテン翼』の翼くんと岬くんばりの、絶妙なチームワークが必要です(例えが古くてすみません)。

夫婦・家族の華麗なチームプレイで「勝利」を目指す

1回目でイケメンコメントを紹介したTさん(メーカーのチームリーダー、30代前半、子ども・3歳、妻・フルタイム)は、「何よりも妻のケアを一番重視している」といいます。

「責任を持って働いているのは自分と何ら変わらないし、そこに差はない。一方、子育ての役割はどうしても妻のほうが大きくなってしまうし、夫よりも両立が大変だと思う。妻のストレスを溜めないよう、時には発散できるような環境を作るようにしています」と、今回もかっこいい。

職場や同僚には全く気を遣わなくていい環境だというYさん(会社役員、30代前半、子ども・未就学児2人、妻・フルタイム)も、「妻に対しては各種、気配りをします」と話します。

■妻も仕事もピンチだったら……

とはいえ、分かっていてもどうしようもないこともあります。つい先日、僕にもそういう状況が襲ってきました。

妻の実家に娘と3人でお泊まりしていた夜のこと。僕はめったにない出張のために、翌朝3時に出発するという日でした。

1時ごろ、洗面所に行った妻がなかなか戻ってきません。心配で寝室を出て行くと、妻がうずくまって動けなくなっていました。めちゃくちゃ焦りました。

ただ、意識はあって返事はできる状態。#7119で救急相談をできることを思い出し、慌てて電話しました。症状を伝えると、救急車を呼ばなくてもよさそうだったのですが、近くの救急外来がある病院を教えてもらい、義父と共に病院に向かいました。義母は娘を見ていてくれました。

当直の先生に診てもらい、急性胃腸炎との診断でした。心配する必要はないけれど、大事を取ってその日はそのまま入院することに。始まったばかりの仕事で、緊張やストレスなどあったのかもしれません。

このとき2時30分。3時には出張に出なくてはなりません。出張は無理を言ってたくさんのアポイントをぎゅう詰めしたもの。簡単にキャンセルするわけにもいきません。でも妻が入院するというタイミングです。

大きな心配はないというけれど付き添わなきゃ……、でもアポのキャンセルもつらすぎる……。

「仕事と私、どっちが大事なの」と言われたことはありませんが、よりシビアな状況で同じように問われている気がしました。

WOMAN SMART 新着記事

WOMAN SMART 注目トピックス
日経doors
婚活でやってはいけないこと 高学歴女子が陥りがち
日経DUAL
手軽なツールSNS 疲れずに仕事人脈をつくるコツ
日経ARIA
東川町に単身移住。不安、不便、不足だらけでも毎日
日経doors
『サードドア』著者バナヤン氏(下) 不安と友達に
ALL CHANNEL