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資産1億円を目指す3つのルール 財活で1億円!

2011/4/24

30代、40代は教育費など出費がかさむ。しかし、ここが頑張り時。積み立ての原資は、家計の見直しや、配偶者の就業などによって賄える。例えば長年専業主婦だった妻の場合は躊躇(ちゅうちょ)があるかもしれないが、そのときは「老後の安心を得るため、と夫は本気で説得すべき」という。

岡村さんは最近、ハローワークで講師を務めた経験から、中高年の厳しい就職事情を目の当たりにした。これからは、夫が働けば妻はずっと家にいられる時代ではなさそうだ。まずは夫婦で家計の現状と将来展望をすり合わせるところから始めよう。

【岡村聡さん・知美さんによる年代別の心構え】

20代  年金も雇用も不安な20代。就職してからずっと不況でいいことがない、と後ろ向きになりがち。だが、あきらめるのは早い。若いので運用期間を長く取れるのは強み。前向きに時間を味方につけ、コツコツ積み立てを始めよう。

30代  これまで貯めてこなかった人は、家計を根本から見直して積み立てを始めよう。30代の2割は貯蓄ゼロ。彼・彼女たちは40代になっても、ゼロのままだ。今、積み立てを始められるかどうかで、財活の成否が決まると言っていい。

40代  教育費など出費がかさむものの、ここが最後の「貯め時」。30代より毎月積立額を増やしたい。方法は妻の就労で賄おう。見栄えのいい仕事でなくても、毎月3万円でも収入を得られれば、老後の安心につながる。

50代  バブル期に購入した不動産の価値が半分以下になるなど、すでにリスク資産を抱えている。老後資金を試算し、足りない場合は生活費をカットしよう。リタイア目前のこの世代が値動きの激しい金融商品を買うのはお勧めしない。
 
S&S investments
岡村聡さん、知美さん
夫婦共に外資系金融機関に勤務した経験を生かし、2010年6月にS&S Investmentsを起業。個人投資家向けアドバイスを行う。海外投資に強く、かざか証券アドバイザーも務める

(日経マネー 羽生祥子)

[日経マネー2011年1月号の記事を基に再構成]

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