資産1億円を目指す3つのルール財活で1億円!

―ルール3 運用の最適化―

30代で貯金ゼロは一生ゼロ、苦しくても積み立て運用を

運用の最適化 年代別ポイント】
・20代は時間を味方につけ積極的に運用を
・30、40代は家計が苦しくても積み立てを続ける
・50代はおカネを殖やすより家計縮小を心がける

毎月積み立てリスクを取った運用で老後の安心を手に入れる

ここまで、年代ごとにもらえる年金額と目標貯蓄額が違うことを見てきた。若いほど公的年金に頼れないため、自分で貯めなくてはいけない。毎月いくら貯め、何%で運用すれば目標金額に達することができるのか、投資アドバイザー、S&Sインベストメンツの岡村聡さん、知美さんの話をもとに下の表にまとめた。

年代別、目標リターン別に見るたまる額、増える額

 

例えば20代の場合、毎月3万円を積み立てて、5%で運用すれば40年間で4570万円に達する。大事なのは一定のリスクを取って運用することだ。同じ3万円を積み立てた場合でも、運用せず貯めるだけだと40年間で1440万円にとどまり、5%で運用する場合と比べると3000万円も少ない。

「20代は就職してからずっと不況で経済的に良い経験をしていないかもしれない。でも、年齢が若く運用期間が長いのが強み。時間を味方につけ、前向きに運用を始めましょう」(岡村さん)。

目標リターンとリスクのイメージをつかもう

目標リターンが高いほど、上手くいった時(上限)といかなかった時(下限)の幅が大きいことがわかる。リスクを取るほど、失敗した時のダメージが大きいことに注意しよう。これまで投資をしたことがない人は3%程度を目標に始める方が良い。

年代別のアドバイスは以下のコラムにまとめたが、全般的に若い人ほどリスクを取った運用を心がけ、年齢が上がるにつれ、冒険を避けて保守的になった方が良い。

特に50代については「無理に運用せず、必要な老後資金から公的年金や現在の貯金額を差し引いて、不足分は住み替えを含めた生活費の大幅圧縮で対応しましょう」(岡村さん)。リタイアまで10年を切った世代が無理に運用すると、リーマン・ショックのような金融危機に見舞われた時、取り返しがつかないためだ。

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