16年前にもあった「2週続けての大雪」気象予報士 伊藤みゆき

3.先週同様、風が強いのは確実。

雨か雪かが微妙でも、低気圧が発達しながら本州南岸を通過するため、風が強まるのは確実です。8日の東京は、夕方から夜遅くにかけて、台風が来たときのような強い風が吹きました。今回も列島の広範囲で風や高波による交通障害に要注意です。

図4 2月14日夜の予想天気図。低気圧は四国沖に進んでいて、関東から九州にかかる等圧線の数が多い(=強風・高波注意)。関東から低気圧が離れるのは15日夜になるとみられ、風の影響も長引く恐れ(気象庁HPより)

「この間大雪が降ったのに、こんなにすぐまた大雪になるなんて…」と思うかもしれませんが、東京では今から16年前の1998年1月に、2週続けて「大雪の木曜日」になりました。8日(~9日)に15センチ、15日に16センチの雪が積もっています。いずれも今回のように南岸低気圧による大雪です。

先週の雪が残った代々木公園。とけきらない雪が次の雪を呼ぶ冬もあるようで、1998年や1984年は短い周期で雪が降った。2月12日撮影

今週末も、最新の気象情報と交通情報を参考に、事故やケガの無いようお過ごしください。

伊藤みゆき
気象予報士。証券会社社員を経て、気象予報士に。日本テレビ衛星「NNN24」の初代気象キャスターに合格。現在はNHKラジオ第一「ラジオあさいちばん」気象キャスター。 光文社の雑誌『STORY』などで連載を持つなど、幅広く活動中。

[nikkei WOMAN Online 2014年2月13日付記事を基に再構成]

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