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阿部、堺…男優タレントパワーは40歳超がリード

日経エンタテインメント!

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 「日経エンタテインメント!」が年1回公開している「タレントパワーランキング」。これはマーケティング調査会社のアーキテクトが実施している、タレントの「認知度」と「関心度」の調査データを基に算出したもの。「総合」「女優編」と続き、今回は「男優編」について解説する。男優ランキングでは、総合第4位の阿部寛が、2年連続でトップに。第2位は、2013年テレビ界を席巻した堺雅人。ジャニーズ勢では3~7位まで嵐の5人が占めた。また、大河俳優・岡田准一が大きくランクアップ。そのほか、若手では三浦春馬が躍進した。30代40代実力派も、変わらぬ強さを見せた。

男優部門第1位は、昨年に引き続き阿部寛。2012年以降連続ドラマ出演がなく、2014年も1月の『TRICK』(テレ朝系)、『新参者』(TBS系)とシリーズものの特番のみ。にもかかわらず、スコアを伸ばし1位をキープしたのは、CMの露出量とシリーズもののヒットに根ざした、役者・阿部寛への安心感によるところが大きい。主演映画『テルマエ・ロマエ2』も続編。その確固たる地位を、改めてデータが証明する形となった。

僅差で2位だったのは堺雅人。2013年から15ポイントスコアを伸ばし、30位から急浮上。これは主演ドラマ『半沢直樹』(TBS系)の大ヒットがもたらしたものだ。2010年ごろから主演男優の常連になっていた堺は、2013年7月期の『半沢~』の最終回で視聴率42.2%を記録。「倍返しだ!」という流行語も生み、テレビの歴史に残る作品となった。熱い銀行マンにふんした演技力も高く評価され、次に出演した『リーガルハイ』(フジ系)で演じた変わり者弁護士とのギャップも話題となった。ソフトバンクなどCM本数も増加。2013年のテレビの顔がしっかり結果を残した。

20代では三浦春馬が上位

若手でトップ30に食い込んだのは三浦春馬。高校生時代から主演俳優として活躍してきた三浦だが、2013年4月期の『ラストハートシンデレラ』(フジ系)では年上の女性を魅了する若者にふんし、一気に大人の俳優のイメージに。2014年1月期の主演ドラマ『僕のいた時間』(フジ系)では、自ら提案したという難病に立ち向かう青年役を体当たりで演じ、"役者・三浦春馬"を印象付けた。2015年公開予定の注目作『進撃の巨人』の主演も発表されており、今後も期待できそうだ。

全体を通しては、3~7位にズラリと並んだ嵐を筆頭とするジャニーズ勢と、向井理、阿部サダヲ、大泉洋、香川照之、妻夫木聡ら30代40代のおなじみの顔がそろっているのは例年通り。

そんななか、大河主演でジャンプアップした岡田准一とは別に、ベスト50圏外から急上昇したのがV6の井ノ原快彦だ。NHKの朝の情報番組『あさイチ』オープニングで、朝の連ドラ『あまちゃん』放送直後に発し続けた"受け"トークが話題に。それに付随して、番組内で見せるトークスキルの高さも注目されることとなり、ドラマとは違う角度から、"あまちゃん効果"を受けての躍進となった。

同様に情報番組で司会・進行を務めているTOKIOの国分太一、山口達也、城島茂もそれぞれスコアを上げた。日常生活で人の目に触れる機会の多い情報番組やキャスター枠へと、勢力を拡大しているジャニーズ俳優の強さが表れた。

新ネクストブレイク、堺らに続く「ベテラン」に期待

従来、ネクストブレイクといえば10代20代が前提だったが、堺雅人や古田新太など40歳以上の主要キャスト化が当たり前となった2014年、ベテランのブレイクも気にかかる。特に最近は男性の主演ドラマが多く、深夜や新設枠では今までになかった異例の抜てきも多数。チャンスが増えたといえるだろう。

そんななか、ジャニーズと『あまちゃん』『半沢直樹』の出演者以外で得点を伸ばしたのが遠藤憲一(52歳)と三浦翔平(25歳)だ。遠藤は出演作が多い名バイプレーヤー。世代別に見ると男性は60代、女性では20代のポイントが最高、全世代から支持を集めている。2009年には『湯けむりスナイパー』で連ドラ主演も務めており、得意とするエキセントリックな役柄で若い男性層に訴えれば、全方位型としてさらなるブレイクもありそうだ。

25歳前後の若手では、2008年の俳優デビュー以降、10代女性を中心に高い人気を誇ってきた三浦翔平。2013年12月公開『カノジョは嘘(うそ)を愛しすぎてる』では劇中バンドでCDを発売。2014年1月期『明日、ママがいない』では無口な施設職員を演じ、各世代で認知度を上げた。男性や30代以上の女性層を強化できれば、主演の道も見えるかもしれない。

ジャニーズ急上昇、大河効果の岡田、キスマイ4人も上位へ

ジャニーズ所属のタレントで、最も高い伸び率を見せたのは岡田准一。その理由が大河ドラマ『軍師官兵衛』主演であることは明白だ。それに加えて主演映画『永遠の0』も興収86億円の大ヒット。ジャニーズとしてというより、俳優として名実共にトップクラスに躍り出た証を見せた。

続く2位の風間俊介もジャニーズ俳優班の筆頭株。2011年からコンスタントに連ドラ出演が続き、2014年1月期は『僕のいた時間』で主演の三浦春馬の親友役を好演。映画や舞台出演も多く、男優界に欠かせない存在になったといえる。

3位以降で目立つのはKis-My-Ft2のメンバーだ。なかでも、中居正広プロデュースによるユニット「舞祭組(ぶさいく)」としてCDデビューを果たした二階堂高嗣、宮田俊哉、千賀健永、横尾渉の4人は3ポイント以上上昇した。

先にブレイクした"前の3人"こと藤ヶ谷太輔らとの差をあえて売りにして話題を取り、バラエティーでの露出も増えて堂々たる戦略勝ちといえるだろう。テレビの力を改めて証明してみせた。

急上昇組の常連、関ジャニ∞からは大倉忠義、安田章大、錦戸亮が上位に。いずれも2013年10月以降にドラマや映画の主演作があり、俳優活動が目立ったメンバーだ。

ほかに中丸雄一、井ノ原快彦ら情報番組レギュラーの面々も上位に。ジャニーズの仕事の幅広さを印象付ける結果となった。

(ライター 関亜沙美、写真 辺見真也)

[日経エンタテインメント! 2014年6月号の記事を基に再構成]

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