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疲れ目を防ぐ5カ条 ドライアイ、老眼に打つ手あり

2013/12/1

■積極的に目を休める、遠くを見る…疲れ目を防ぐ5カ条

目の酷使と加齢による目の衰え──。疲れ目の多くはこれらが重なって起こるが、もちろん打つ手はある。「パソコンやスマホなどの画面を長時間見続けない、メガネなどでブルーライトをカットする、遠くを見る機会を増やすなど、目をいたわる生活を心がけて」と杉本院長。また、「遠くが見えすぎる過矯正のメガネやコンタクトを見直すことも重要」と梶田院長。下の疲れ目を防ぐ5カ条を実践しよう。後に、疲れ目の2大原因、ドライアイと老眼対策を紹介する。

疲れ目を防ぐ5カ条
1.パソコンやスマホを長時間見続けない
2.ブルーライトや画面の反射対策をする
3.遠くを見る時間を増やす
4.メガネ、コンタクトの度数を強くしすぎない
5.十分な睡眠、リラックス時間を持つ


ドライアイ対策

■水分と油分を補給 メークはしっかり落とす

ドライアイの原因になるのが、涙の異常。単に量が減るだけでなく、質に問題があることも多い。「涙は水と油、ムチンというたんぱく質の3層構造でできている(図4)。水分は十分あっても、油やムチンが不足してドライアイになっている人も多い。最近、目立つのはアイメークが原因で『マイボーム腺』が詰まっているケース」と戸田院長(図5)。

図4 涙は、外側を覆う「油層」、真ん中に水分の「水層」、内側に粘液の「ムチン層」の3層構造。これらのどれかが不足してもドライアイになる
図5 矢印のマイボーム腺は、上下の瞼の縁に20~30個あり、油を分泌している。油が詰まったり、炎症を起こしたりすることも

図6 目元専用の洗浄剤「アイシャンプー」1260円(メディプロダクト)

マイボーム腺はまつ毛の生え際にあって、油を分泌している。涙の表面を油で覆うことで、蒸発を防いでいるのだ。ところが、目の際までアイメークをしたり、まつ毛のエクステンションをつけていたりすると、マイボーム腺にメークが詰まり、洗浄も不十分に。「不潔になって、まつ毛の毛根にダニの一種が寄生することもある」(戸田院長)。

■瞼の縁の洗浄と温めがお薦め

「マイボーム腺の詰まりや汚れを取るのには、洗浄と温めが効果的。歯磨きのように毎日続けて」と戸田院長。目元専用のシャンプー(図6)や温めグッズを利用するのもいい。また、加湿器を使う、空調の風に当たらない、パソコン作業時にメガネを使うなども、ドライアイの改善&予防に役立つ。

図7 涙点プラグ
ムチンを増やす点眼薬も涙点プラグで涙をキープ
保湿効果のある人工涙液やヒアルロン酸の点眼薬に加え、2012年にはムチンの産生を促す新しい点眼薬も2種類登場。また、涙の排出口を小さなプラグでふさぎ、涙を目の表面にとどめる「涙点プラグ」(図7)も効果的。いずれも保険が利く。

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