ヘルスUP

健康づくり

疲れ目を防ぐ5カ条 ドライアイ、老眼に打つ手あり

2013/12/1

目がかすむ、近くがよく見えない、まばたきが増えた……。パソコンやスマホの画面を見続けていると、目が疲れて……。そんな疲れ目の背後には、老眼やドライアイが隠れている可能性が。原因別の対策で、つらい疲れ目を解消しよう。

■加齢や目の使いすぎで不快症状が出る

(イラスト:いいあい)

最近、目が疲れる。クリアに見えない。もしや老眼か目の病気? そんな不安を抱えている人も多いのでは。「疲れ目の原因はいろいろあるが、30~40代で多いのはドライアイと老眼」と中目黒眼科の杉本由佳院長。

ドライアイは涙の量が減ったり、質が変化したりして、目の表面が乾燥する病気(図1上)。長時間のパソコン作業などで目を酷使する人やコンタクトレンズ使用者がなりやすい。また加齢も一因に。「女性ホルモンや男性ホルモンが減少する更年期以降は、涙の分泌量が減り、ドライアイになりやすくなる。目は体の中でも老化が進みやすい場所の一つ」と南青山アイクリニックの戸田郁子院長。

老眼も起こりやすくなる。見たいものにピントを合わせる調節力が低下して、手元のものが見づらくなる状態だ(図1下)。無理してピントを合わせようとすると、目の疲れがひどくなる。「目にはカメラのレンズに相当する水晶体があり、近くを見るときは毛様体筋という筋肉がぐっと緊張して水晶体を膨らませる。しかし、30代くらいから水晶体は柔軟性を失い始める。程度の差はあれ、35歳を過ぎたら老眼対策が必要」と梶田眼科の梶田雅義院長。

■ドライアイ、老眼で見えにくくなる理由

図1 (上)ドライアイは、正常な目は涙で覆われ、角膜表面も滑らか。ところが、ドライアイになると3層からなる涙の膜が不均一になり、角膜表面が凸凹に。このため光の屈折が変化して見えにくい、ゴロゴロするなどの症状が。(下)老眼は、近くを見るときは毛様体筋が緊張して水晶体が厚くなり、遠くを見るときは緩んで薄くなるが、30代後半くらいからこの調節力が低下し始める。老眼の目(下右図)は水晶体が薄いままで、近くにピントが合わない。なお、各部位の名称などは図3を参照(図版:三弓素青)

ヘルスUP 新着記事

ALL CHANNEL