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現在の仕事で、自分の「コアスキル」作ろう

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 終身雇用制度が崩れ始め、誰もが「自分らしい働き方」を模索する時代がやってきました。私たちの働き方はこれからどのように変わっていくのでしょうか? 人材育成コンサルタントの河野真理子さんに「コアスキルを意識すること」の重要性について教えていただきました。

これからは条件つきで副業を認める会社も増えてくるでしょう。会社の本来の業務以外を手掛けることで、知識と経験の幅が広がり、それが本来の業務にもプラスの影響を与える――このように考える企業が増えているということです。ダブル、トリプルで仕事を持つことがより一般化してくると考えられます。

「大学を卒業して就職して、一つの会社に勤め続ける」――これまでスタンダードだったキャリアモデルが変化しつつあります。

今勤めている会社がなくなることだってあるでしょうし、自分がいづらくなって転職や独立などの道を探るときもあるでしょう。変化に対応できるように、これからはコアとなるスキルは大切にしつつも、それを補完するセカンド、サードのスキルも磨いておくのが望ましいですね。

例えばメーカーのマーケティング部門にいて、日々、海外の支社のスタッフとのやり取りに英語を使っているとします。空いた時間に翻訳の勉強をして、土日を中心に知人から仕事をもらって翻訳のアルバイトをする――こんな形で、マーケティングというコアとなる領域を持ちつつも、英語の翻訳スキルも持っているということがその人の強みになり、そのあとのキャリアの展開においてチャンスが広がっていきます。これは正社員に限らず、契約社員や派遣社員の方も一緒です。

副業規定がある会社にいるのでしたら、ボランティアベースで地域の仕事を手伝ったりNPO団体に関わったりしてみるといいですね。30代、40代のうちから自分の使われ方を社会で試しておくと、ダブル、トリプルのキャリアにつながっていきますね。

今は30代後半で第一子出産という人も珍しくありません。ただ、遅く産んだ人の中には、育児と介護に同時に直面する人も出てきます。現在雇用者総数に占める女性の割合は 42.7%ですが、10年後は更に上昇するでしょう。また最新の総務省の発表によると子育て期(35~44歳)に働く女性の割合も初めて7割を超え、これからも増え続けるでしょう。

とはいえ、育児や介護などとの兼ね合いで勤めてきた会社を辞めざるをえないことはあります。そのときにこれまで経験してきたことを専門化して、自分のコアスキルとする姿勢は非常に重要です。

これまでのキャリアを振り返ったときに担当してきたことのうち何を光らせるのか。それを光らせるために資格を取ったり、スクールに通ったり、あるいは培った経験とスキルを教えたりすることを始めてみましょう。SEをしていた人がパソコン教室の講師になったり、ずっと営業をやってきた方が営業マン向けの研修の講師をしたりするなど様々な方法があります。

今させてもらっている仕事がこれからのあなたをつくります。「いつもまとめ役だった」というのならチームマネジメントやリーダーシップについて勉強してもいいかもしれない。あるいはコーチングの勉強をしてもいいでしょう。これまでやってきたことをベースにしつつ、これからのあなたが強みにしたいことを考えてみましょう。それらがダブル、トリプルの仕事につながっていけばいいのです。

この人に聞きました

河野真理子さん
人材育成コンサルタント。キャリアン代表取締役/キャリアネットワーク会長。メーカー入社後、1989年にキャリアに関する事業を中心とした人材育成子会社を立ち上げ常務、社長。同社独立後、会長。2013年に一人ひとりの生涯キャリアを支援する会社を設立。最近ではダイバーシティ時代の管理職のマネジメントや、仕事と結婚・子育て両得をめざすキャリアデザインなどの相談も。東京工業大学大学院技術経営修士(MOT)修了。神奈川県教育委員会委員、独)労働政策研修研究機構 総合評価諮問委員、公財)日本生産性本部幹事会幹事、同サービス産業生産性協議会幹事、同ワークライフバランス推進協議会委員、日経WOMANウーマン・オブ・ザ・イヤー審査員/日経WOMAN 企業の女性活用度調査審査員。

(ライター 田中美和)

[nikkei WOMAN Online2014年2月13日付記事を基に再構成]

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