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電動スクーター対決 新鮮なヤマハ、パワフルなスズキ

2012/6/16

写真1 新規参入が相次ぐ電動スクーター市場。今回は、ヤマハ発動機の「EC-03」とスズキの「e-Let’s(イーレッツ)」を試乗し、比較してみた(写真:伊原総一郎、以下同じ)

原油高によるガソリン価格の高止まりなどで電動スクーターが注目されている。ベンチャー企業を中心に新規参入が相次ぎ、市場は拡大中。そこにスズキが今年(2012年)1月、電動スクーター「e-Let’s(イーレッツ)」を発売した。大手二輪メーカーでは、個人向けにすでに3モデル投入しているヤマハ発動機を追う形だ。

そこで今回、イーレッツと、ヤマハが2010年9月に発表した「EC-03」を借りて、日経トレンディ誌が両者を比較してみた。

■電動ならではのデザインを追求したEC-03

デザインはかなり異なる。スズキのイーレッツはガソリン車のスクーター「Let’s 4(レッツフォー)バスケット」のデザインを踏襲しているが、ヤマハのEC-03は多くの部分をそぎ落とし、自転車のようだ。「電動スクーターならではのデザインを追求した」(ヤマハ発動機)。

図1 外観・スペックをチェック  ガソリン車のデザインを踏襲したスズキのイーレッツに対して、ヤマハのEC-03は電動スクーターの新しいデザインを追求した印象。最大トルク、最大出力はスズキのほうが大きい。バッテリー容量はほぼ同じだが、スペック上の走行可能距離はヤマハのほうが長い。価格はヤマハが手頃。スズキにはバッテリーが2つの「e-Let’s W」(39万6900円)というモデルもある。

扱いやすいのはヤマハのEC-03だ。スズキのイーレッツの約72kgに対して、ヤマハは約56kgと16kg軽い。男性ならシート後ろの取っ手を持って後輪を浮かせて、狭い場所での方向転換ができる。この軽さゆえか、ヤマハは運転感覚が新鮮だ。下り坂では、スロットルを閉じていても自転車のように自然にスピードが上がる。小回りが利いて、細い道のカーブでもスイスイ走れる感覚が楽しい。

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