2013/12/16
その国の料理を楽しみながら専門家の話を聞き、参加者同士も話し合う「ランチトリップ」

今はそれぞれ本業を持ちつつランチトリップを運営している。

松沢さんは大手メーカーでの海外工場のコンサルティング業務、フランス留学を経て、現在はフリーのライターだ。

畠田さんは慶応大学総合政策学部を卒業後、大手日系システム会社でシステムエンジニア(SE)としてインドに2カ月滞在したことがある。高校時代には英国にも留学した。現在は日本の食を扱うインターネットサイトの運営と商品企画を仕事とする。

海外に日本を“出前”したい

終了後は皆で記念撮影(前列右端が松沢さん)

長谷川さんは大妻女子大を卒業後、現在は都内で保育士として勤務中。ランチトリップの活動をするうちに「知らない世界をもっと知りたい」と感じ、10年から2年間、青年海外協力隊員として西アフリカのブルキナファソに赴くという経験もした。来年には幼児教育の場にもランチトリップを取り入れる予定だ。

3人が将来やってみたいのは「海外での『日本便』開催」と「大学や高校、さらには小・中学校での開催」だという。

外国の街で、その国の人たちが、日本の料理を食べながら、日本の素顔について知る。若者が渡航経験者の体験を聞きながら、食を通じて海外に親しむ。そうした機会を設けたいと考える。本格的な組織も立ち上げるつもりだ。ランチを通じ、より良い世界をつくりたい。そう願う。

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