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東野、佐伯の2トップは不動 「売れる作家」ランキング 日経エンタテインメント!

2011/10/17

「本が売れない…」と言われ続け、明るいニュースの少ない出版界。こうした状況下で「売れる」作家は誰か。そして読まれている本は? 日経エンタテインメント!では、流通している全著作を対象に直近1年半に売れた冊数が多い作家をランキングした。人気作家の理由や、トレンドキーワード、ビジネス的な背景まで解き明かしていく。2700店の購入データを基に作成したセールスランキングTOP100から分かったベストセラーの舞台裏に迫る。
作家セールスランキングトップ10  順位の下にある( )は2009年調査の順位。著者名の右隣りにある( )は2011年8月4日現在の年齢。生年しか分からない作家は生まれ年で判断して記載した

水嶋ヒロ(齋藤智裕)の処女小説『KAGEROU』と、おばあちゃん詩人・柴田トヨによる『くじけないで』が「100万部突破!」と、ミリオンセラーの話題で幕を開けた2011年。

今、最も売る力のある作家は誰か。直近約1年半の期間に売り上げた本の冊数が多い作家順に、ランキングした。

日経エンタテインメント!誌は2009年9月号でも『小説・マンガ250』として、同様のランキングを発表した。比べてみると、トップ10のうち6人の顔ぶれは変わらず。2010年に作家生活10周年を迎えた7位伊坂幸太郎、3年ぶりの現代小説『小暮写眞館』を2010年に発表した8位宮部みゆきなど、名前ですぐに“作家買い”される実力者が上位の座を守っている。

ミステリーと歴史・時代小説に高い支持

圧倒的に強いのは、1位東野圭吾と2位佐伯泰英。09年から不動のビッグ2からうかがえるのは、ミステリー人気の高さと歴史・時代小説への根強い支持。ミステリー関係の作家は、10位以内の4名と、『謎解きはディナーのあとで』が本年度本屋大賞を受賞して圏外から26位にランクインした東川篤哉ほか、計28人とTOP100の3割近く。歴史・時代小説家は司馬遼太郎(3位)ら往年の時代小説家、書き下ろし時代小説の新鋭・高田郁(80位)など20人超。ミステリーと歴史・時代小説の書き手を合わせるとTOP100の半数にものぼる。

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