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基本は「さしすせそ」 iPhone写真整理5つのコツ

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読者のみなさんはiPhone(アイフォーン)の中に何枚の写真を保存しているだろうか。その中から見たい写真をすぐに見つけ出せるだろうか。写真を撮るのは好きでも、撮りためた写真を整理するのは苦手という人は案外多いという。端末の進化に伴い、今や保存できる写真データの量も膨大になっており、放っておくと撮影した写真の山に必要な写真が埋もれてしまいかねない。だが幸い、iPhone搭載の基本ソフトが最新の「iOS7」にバージョンアップしたことで飛躍的に写真を探しやすくなった。そこで今回は、iPhoneで撮影した写真を手軽に整理するコツを5つにまとめてみた。キーワードは、料理の味付けの基本になぞらえて「さ・し・す・せ・そ」。

「さ」=サボる 自動記録される日付・場所で検索

「コツと言いつつ、のっけから整理をサボるのか」と言うなかれ。ちょっと想像してほしい。そもそも「探さなければならない写真」とはどんなものなのか。「先週、遊園地に行ったときの子どもの写真を親戚に送りたい」「3連休に、友達と東北に旅行した写真をSNS(交流サイト)にアップしたい」――など、基本的には思い出をたどる場合だろう。その絞り込みに必要な条件は、日付と場所。これさえ特定できれば、探すのにそれほど苦労しないはずだ。

撮影時に日付データが自動的に記録されるのはデジタル写真の強み。iOS7では標準搭載の写真閲覧アプリで年別やまとまった日付ごとに表示できる。日記をiPhoneなどでつけている人なら、日記内を検索することでも撮影日を割り出すことができる。

撮影場所の情報も、内蔵の全地球測位システム(GPS)機能をオンにしておけば自動的に記録される。この機能を使えば写真が地図上に振り分けられるので、見た目にも面白い。

「し」=仕分ける 写真管理・画像編集の無料アプリで分類

まだそれほど多くの枚数を撮っていない人や、こまめに整理できるという人は、必要な写真を保存する際にあらかじめしっかり分類しておこう。

標準搭載の写真閲覧アプリでアルバムを作成し、そこに撮った写真を放り込むのが常とう手段だが、あなたがiPhone5sユーザーなら、無料になった写真管理・画像編集アプリ「iPhoto」を利用してみるといい。スピーディーに写真を仕分けられる。撮ったらすぐ、記憶が鮮明なうちに目印となるフラグ(旗)やお気に入りを表すハートマークを付けてしまおう。

多少手間はかかるが、写真一枚一枚に「タグ」付けする方法もある。タグとは、写真につける名札のようなもの。日付や場所以外に必要なタグは、人名や行事、出来事(特に自宅などでは同じ場所で多く撮るため便利)などが挙げられるだろう。1枚の写真に複数のタグを埋め込むこともできる。

「す」=捨てる 要不要を見極めて断捨離

撮影した膨大な量の写真の中には、あとあと使うことがない写真も結構あるはず。ここは思い切って不要なモノなどを減らす生活術「断捨離」をしてみるのも一法だ。報道カメラマンは取材の合間に、カメラのモニターで画像確認をしながら必要な写真にプロテクト(保護)をかける。データをパソコンに取り込んだ際に、目印となり、検索する際もプロテクトをかけた写真だけを抽出できるからだ。

だが残念ながらiPhoneにはこの機能はない。他にも我々は、締め切りに間に合うよう、撮った写真の中から掲載用の写真を素早く見分け、選択する目も必要とされる。また1回の取材で複数の構図の写真を撮り分け、後日改めて別の記事にも使えるよう、数を絞りながらもバリエーション豊かに保存する。我々が写真をより分けるときの基準は表の通り。参考にしてみてほしい。

  「 撮った写真、残すか捨てるか」 取捨選択のポイント
表情
(特に目力)
人物写真で最も大切。複数人が写っている場合は全員の顔が上がっていて目を閉じていないものだけを残す。
動きや形動いている被写体を撮るときは特に連写になりがち。例えば歩いている人は、手と足が互い違いになるよう位置や形に注意する。
背景の処理被写体と背景との位置関係で、見栄えは大きく変わる。被写体が際立つよう明暗差や異なる色で抜けている写真を見つけ出す。
ブレとボケ時には意図しなかったブレやボケが写真を面白くするが、そうでもない単なるブレボケ写真は削除する。

「せ」=紹介(せうかい)する 投稿・共有を上手に活用

iPhoneで撮った写真の使い道で多いのは、SNSへの投稿ではないだろうか。気に入った写真を友人に紹介したい人は、フェイスブックやスマホ向け写真共有アプリ「インスタグラム」に投稿すれば、半永久的に保管される。撮った写真をすべて投稿するのは難しいだろうが、共有される可能性が高そうな写真は積極的にアップしてみよう。

ただし投稿するには画像サイズや写真の縦横比などの制約があるので注意が必要な上、当然のことながら、個人情報やプライバシーなどが保護されている写真でなければならないので、十分確認したい。

iPhoneにある「フォトストリーム」という機能をオンにしておけば、撮影した写真を最大1000枚、インターネット上に30日間保存できる。また、選んだ相手との間で特定の写真だけを共有できる「共有ストリーム」機能を活用したり、iOS7であればワイヤレスの近距離通信で写真を共有できる「AirDrop」という機能を使ったりすることで、写真をタブレット(多機能携帯端末)「iPad(アイパッド)」などに転送して保管する手もある。

「そ」=備える バックアップは2通り

せっかく整理しても写真データそのものが失われては元も子もない。データは定期的にバックアップをとっておこう。遠隔地にあるデータセンターに保管を任せるクラウドサービスと呼ばれる方法と、自分のパソコンにコピーをとる方法の2つがある。

前者では、米アップル社の「iCloud」に5GB(約2000枚分)の写真データを無料保存できる。保存可能なデータ量がそれ以上必要ならば、10GBごとに年間2000円を支払わなければならない。他社にも同様のサービスがあるが、保存できるデータ量や画像サイズの制限がそれぞれ異なるので、自分に合ったものを選ぼう。

写真の枚数が多い場合は、「パソコンへの保存」が現実的だろう。音楽データなどをやりとりする「iTunes」でまるまるバックアップをとる方法と、iPhoneから写真だけを取り出してパソコンへコピーする方法がある。他のデジタルカメラのデータと合わせて保管したい場合は後者だ。iPhoneのロックを解除してからUSBケーブルでパソコンとつなぐと、パソコン画面上にDCIMと書かれた写真用フォルダが出現する。その内部に入っていくと「JPG」という写真データが見つかる。これをコピーすればいい。

ただし、コピーした先のパソコンのデータも、外付けハードディスクドライブなどにバックアップ保存しておくのが安心だ。

いざという時のため、日ごろからちょっと手間を

日経写真部は年間1万件以上の撮影取材を行っている。写真には速報ニュースとしての意味合いだけでなく、記録的価値や資料的価値もあるため、取材で撮影した写真をある程度しぼって保存している。スポーツ取材が圧倒的に多い他の全国紙に比べると数は少ないかもしれないが、経済、政治から災害報道、五輪までありとあらゆるジャンルを取材する。昔のモノクロネガフィルムもデジタルデータ化し、日経電子版や新聞紙面ですぐに使えるよう常に準備を整えている。定点観測によって時代の変遷をひと目で把握したり、時の節目に事件や事故を回顧したりと、過去の写真は欠かせないからだ。必要なときにすぐ見つけられるよう、写真データを保存する際には検索用のキーワードをちりばめて登録するなど、日ごろからちょっとした手間をかけている。

(写真部 小林健・寺沢将幸)

 米アップルのスマホ「iPhone5」のカメラ機能は8メガピクセル。この画素数は2004年のアテネ五輪で世界中のプロカメラマンが使用した当時の最新型一眼レフとほぼ同じ。ならば報道カメラマンの経験と技術でiPhoneは取材現場でも使えるのでは――。そんな発想で始めた企画「iPhone×Press Photo」。日経写真部のカメラマン2人が一眼レフの代わりにiPhoneを手に現場を巡り、関連機材やアプリケーションを使いながら新たな写真表現を探る。日経写真部は公式ツイッター@nikkeiphotoで【iPhonegraph】としてiPhone写真を掲載。「iPhone×Press Photo」では野球編、ラグビー編などiPhoneで撮影した写真特集を連載中。

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