便秘がちになると腸内環境はどんどん悪くなる

悪い腸は、善玉菌のエサが不足し悪玉菌が増えてくる
いい腸は、滞在時間が短い便だと善玉菌が元気

「いい腸」は…便がスムーズ 細菌バランスが整っている

善玉菌の主なエサは、野菜や穀物に多いでんぷんやオリゴ糖。こういう成分が豊富なら、善玉菌が活発に繁殖。すると腸内環境が健康に保たれて、体調も良好だ。菌がエサを食べ尽くさないうちに排泄まで完了することが、腸の健康のカギを握る大切なポイント。

「悪い腸」は…便が停滞気味 細菌バランスが崩れている

便の滞在時間が長引くと、エサ不足に陥った善玉菌に代わって悪玉菌が増え、有害な成分を放出する。また、エサが足りない善玉菌が、食物繊維を食べ始めるため、便のかさが減り、さらに停滞する悪循環に。大腸の終盤ほど善玉菌のエサ不足が起きやすい。

(資料: 光岡知足著『健康長寿のための食生活』岩波アクティブ新書より)
加齢も腸内細菌のバランスを乱す原因に
 腸内細菌のバランスは、加齢とともに変化する。高齢になると善玉菌が減り、悪玉菌が増えやすい。もっともこれは一般的な傾向。食事の内容や生活習慣によっては、若いうちから腸内の“加齢”が進み、悪玉菌優勢に傾くケースも。
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